ミッション

OIST の機器分析セクション (IAS) は、OIST 内のすべての大型共通分析機器を管理し、アプリケーションスペシャリストを含むラボスタッフによる継続的な技術サポートとメンテナンスに対応いたします。IASスタッフはユーザーへのトレーニングを行い、研究とサンプル測定をサポートすることでラボをサポートします。IAS は完全にサービス指向であり、OIST内部ユーザーだけでなく、沖縄県内および世界中の外部の協力者や機関にもサポートを提供します。

サービス

Mass spectrometry

質量分析 (MS) は、イオンの質量電荷比 (m/z) を測定するために使用される分析技術です。複雑な混合物中の分子を識別して定量化するのに役立ち、化学、生物学、材料科学の強力なツールとなっています。

質量分析の用途

プロテオミクス: プロテオミクスは、タンパク質の構造、機能、相互作用など、タンパク質の大規模な研究です。
メタボロミクス: メタボロミクスは、様々なプロセスに関与する小さな生体分子 (代謝物) を研究します。
元素分析 (元素および同位体 MS): 元素と同位体を検出して定量化します。

NMR

NMR（核磁気共鳴）は、分子の分子構造を決定するための多目的技術です。炭素、水素、酸素、窒素、またはその他のヘテロ原子で構成される分子は、NMR測定に適しています。

NMR機器は、液体ヘリウムと液体窒素槽に置かれた超伝導磁石（SCM）を使用します。SCMは高い磁場を生成するため、NMR信号の分解能が高くなります。通常、SCMを使用した400〜1000 MHzのNMRが市販されています。OISTには、NMR機器（400 MHzと600 MHz）があります。溶液と固体（マジックアングルスピニング）の両方のNMRプローブが利用可能です。