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プログラム概要
「ぶりぶし」とは、ウチナーグチ(沖縄語)で「群星」を意味しています。本フェローシップの立ち上げ及び当初の運営資金には、J-PEAKSの補助金が利用されています。
本フェローシップは、テニュアトラック教員を目指す有望な研究者を後押しするため、早期自立の機会を与えることを目的とした研究代表者のポジションです。OISTは、教員を目指す研究者の方々にとって、本フェローシップが国内でもっとも名誉のある魅力的なポジションの一つとなることを望んでいます。
本フェローには、アシスタント・プロフェッサーと同等の給与、年額1千万円までの研究費と研究リソース* が提供されます。研究費は、スタッフの雇用や各種研究活動などに対して、柔軟に使用することができます。本フェローには、研究活動への追加支援を得るため、FORESTや科研費などの外部資金への積極的な応募が推奨されます。
本フェローシップの初回の任期は3年とし、学内審査を経て十分な進捗が認められた場合は、2年間延長することができます。
* 本フェローが利用可能な研究リソースには、Core Facilities の利用、共有のミーティングスペース、デスクスペースが含まれます。ウェットラボ設備を備えた専用の研究スペースはご利用いただけませんのでご了承ください。Core Facilities内の研究設備は、こちら でご覧いただけます。
ぶりぶし(群星)フェローシップ2025の募集
OISTでは、ぶりぶし(群星)フェローシップ2025への募集を開始します(募集人数:2名)。
応募期間: 2024年12月18日 – 2025年2月28日
応募条件: 2025年2月28日時点で日本の研究機関で勤務または学習しており、2025年9月1日時点で博士号を取得後8年未満である研究者*。
* 以下の者にも応募資格がございます。
・2025年9月1日までに博士号を取得見込みの者
・博士号を取得後、育児や病気などによるキャリアの中断を除いた期間が8年未満である研究者。
採用予定日: 2025年9月1日または2025年10月1日
詳細はこちら のページをご参照ください。
研究代表者
メール: Email
酵母の有性生殖過程における中心体の構造変換の研究により、東京大学で博士号を取得。ポスドクとして、日本の国立遺伝学研究所で中心小体複製に関する研究を、カリフォルニア大学サンディエゴ校で細胞分裂に重要な中心体の活性化に焦点を当てた研究を行った。中心小体は、中心体の中核構造であり、細胞分裂時の染色体分配や、分化細胞における繊毛や鞭毛の形成に不可欠な真核生物に保存された細胞小器官である。ぶりぶし(群星)フェローとして、このような多様な機能を制御するため、どのように中心小体が進化してきたのか、また有性生殖の際にどのように中心小体が受け継がれるのかを細胞生物学、分子生物学的手法を用いて理解することを目指す。
研究代表者
メール: Email
東京都に生まれ、早稲田大学、柴田研究室にて有機化学を学ぶ。カナダ、アルバータ大学で有機金属化学(金属と有機化合物からなる分子の研究)に出会い、S. H. Bergens研究室においてカルボニル化合物の水素化反応に関する博士課程研究を行う。早稲田大学で一年間教鞭を執った後、博士研究員としてイスラエルに渡る。ワイツマン科学研究所、D. Milstein研究室において有機金属化学における長年の課題であった鉄触媒によるオレフィンメタセシス反応 を発見した。OISTでは、有機金属化学に関する基礎・応用研究を進めており、2023年には世界で初めて21電子コバルトセン錯体の合成 に成功している。
メール: Email
タンパク質の進化と高分子設計を専門とする構造生化学者である彼女は、OISTのぶりぶし(群星)フェローとして、分子生物工学グループを率い、計算分子生物学を駆使して、電子伝達機能を持つ補酵素-タンパク質系のデザインに注力しています。彼女は、挿入と欠失(InDels)がタンパク質の構造と機能をどのように変化させるかを研究し、マックス・プランク生物学研究所でタンパク質工学の博士号を取得。OISTでのポスドク時代には、化学プロセスに適応させるために触媒分子を交換することで、自然がどのようにタンパク質テンプレートを再利用するかを研究しました。現在は、太陽エネルギー利用やバイオ燃料生産など、持続可能なエネルギーに関する課題に取り組んでいます。
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