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研究および職場の安全
OISTは比較的新しい研究大学院ですが、ベストプラクティスと高い安全基準による研究を責任を持って行っています。
産業界、学術界、研究分野において経験を持つ専門スタッフが、安全研修の内容や手順を作成して実施していますが、教職員や学生の安全を確保するために、引き続き改善を重ね、新たな課題に対応していく必要があります。
本学では、2016年11月14日に発生した潜水事故を受けて、安全衛生体制を強化し、研究安全に対する意識向上と安全研修の推進を目的とした「鈴木祥平研究安全基金」を設立しました。
バイオセーフティ
OISTでは、組換えDNA、ゲノム編集技術、病原体、毒物、危険な動物や植物を使用する実験を行う場合は、バイオセーフティ委員会による審査を受ける必要があります。本学のバイオセーフティ管理において特徴的な点は、人体に有害な病原体や毒物だけでなく、環境や農林水産業に悪影響を及ぼす可能性のある生物試料の使用についても学内規定を定めている点です。環境に悪影響を与えることなく、関連する法律や法令を遵守しながら安全に生物実験を行えるように、各リサーチユニットアドミニストレーターとバイオセーフティ主任者が協力して研究者を支援しています。
バイオセーフティについて (アクセス制限有り)
OISTにおける研究公正の推進
科学は、客観的な実験や仮説より得られた知識を強固な基盤として成り立っています。 OISTでは、本学の目標を達成するために、科学研究の最高の倫理基準を維持し、研究公正に関する研修とその実施に関する確固たる方針を定めています。
法令順守への取り組み