ルーシー・ディッキー

本年度の「Faculty Excellence in Mentoring Award最優秀メンタリング賞」を受賞したパオラ・ラウリーノ准教授は、すべての生命に不可欠な「酵素」と呼ばれるタンパク質群の構造、機能、進化の研究を行っています。

水中にすむ小さな無脊椎動物曲形（きょくけい）動物と苔虫（コケムシ）動物の位置づけに関する長年の謎に、最新技術を使って、可能な限り最良の答えを打ち出しました。

「 OISTは大胆な発想から始まりました。多くの人は叶わぬ夢だと考えていましたたが、10年経った今、その夢が実現しています」―10周年記念式典開催式典でピーター・グルース博士が述べた言葉です。

「新たな知を創造して人類に貢献することが最も重要である」との言葉を受けて巣立つ修了生たち

重要な化学反応を促進する、貴金属触媒に代わる鉄触媒の開発に成功しました。

理化学研究所理事を6年間務めた後OISTに着任した加藤重治氏は、事務職員と研究者があらゆる面で良きパートナーとなることを目指します。

OISTと東北大学は、２回目となる海洋科学に関する合同ワークショップを開催しました。

レイビシロアリは、過去5000万年の間に40回以上も海を渡り、遠く離れた大陸に行き着いたことが、DNA配列に基づく包括的な系統樹によって明らかになりました。

創薬や臨床研究に関する画期的な科学研究を行う革新的な研究者に資金援助を提供するGlobal Scholars Program（グローバルスカラーズプログラム）にOISTが参加することになりました。

カクレクマノミの包括的なゲノムを構築したことで、生物学の多くの疑問が解決する可能性があります。

メンターシップは、個人のキャリア形成において非常に有益ですが、組織内の制度上の偏りによって、その恩恵が一部の人に偏ってしまうことがあります。この度OISTでは、これをテーマにしたシンポジウムが開かれました。

ツツイカが捕食を避けるためにサンゴ礁などの底面に対して擬態することが、研究で明らかになりました。