ユニットのニュース

海馬新生ニューロンと認知的柔軟性

分子生物学と神経科学を組み合わせた分野横断型研究により、ある遺伝子が精神的なストレスへの耐性に関わっていることが判明しました。

マウスの前脳でmRNA分解に重要な役割を担うタンパク質を欠損させると、食欲増進と肥満が引き起こされることが明らかになりました。

膵β細胞における研究により私たちの全身に発現するmRNA分解を制御するタンパク質が糖尿病の発症と関連があることを解明しました。

OISTの研究グループが、脂肪燃焼を妨げる遺伝子の働きを解明しました。この研究成果を応用すれば、運動や食事制限を行わずとも、脂肪を燃焼できる可能性が遺伝子レベルの研究で示唆されたことになります。

OISTの研究で、細胞の生存能および生存性を高める仕組みが明らかになりました。

OIST山本雅教授が、がん研究における優れた功績を認められ、日本癌学会学術賞の一つである吉田富三賞を受賞することが決まりました。

OISTで新規に導入した小動物用核磁気共鳴イメージングシステムは、高度な生体情報の解析を可能にします。

細胞シグナルユニットは、LMTK3という細胞内輸送に関わるタンパク質を欠損させたマウスが多動性行動異常を示すことを明らかにしました。

骨代謝は主にホルモンにより調節されているほか、近年CNOTという細胞内タンパク質の関与が明らかになってきました。

Neuron誌掲載予定の論文で、細胞シグナルユニットの山本雅教授および星名直祐研究員らは、皮質－基底核回路においてシナプスの配置を調節するタンパク質を同定しました。

細胞は体からの要求に応答するために、常に特定の遺伝子のスイッチを入れたり切ったりしています。そのスイッチの切り替えは、細胞がRNAと呼ばれる遺伝子のコピーを作成するプロセスを開始または停止することに相当します。