優秀論文賞を受賞したのは ・・・
OIST物理生物学ユニットのエディ・タユフェール研究員が本年10月21日~22日にかけてエジプトの首都カイロで開催されたコンピュータエンジニアリング・バイオインフォマティクス国際会議で、優秀論文賞を受賞しました。
エディ・タユフェール研究員-優秀論文賞証を前に
学会2日目に発表した「ローカルとスーパーリピートを用いた全ゲノムにおける反復配列の徹底探索」と題された論文の中で、タユフェール研究員は、コンピュータ解析した生物のゲノムデータがどのように類似した形状や構成をしているかについて調べた結果を説明しています。
そして、研究の対象となったヒト、ウマ、魚、ニワトリ、植物、酵母菌などの生物類の全ゲノムデータに渡って反復しているDNA配列の長分布が類似した構成を表していると結論づけています。タユフェール研究員は、「各ゲノムのデータは偶然とは言い難い類似の分布構成を示しています。この分布の構成は非常に顕著です。」と述べています。
今回の優秀論文賞受賞は、コンピュータサイエンスを使ってゲノム解析を行うことに熱心に取り組んでいるタユフェール研究員にとって、とても勇気づけられる出来事でした。タユフェール研究員、おめでとうございます!
広報・取材に関するお問い合わせ
報道関係者専用問い合わせフォーム