物理学に不可欠な創造性 OISTフェムト秒分光法ユニットを率いるケシャヴ・ダニ准教授は、1000兆分の1秒に当たるフェムト秒の時間領域で物質中の電子に起きる物理現象を理解することをめざしています。 2012年3月15日
専門知識の教育に留まらず 「科学の授業では、学生が専門知識の習得だけではなく、思いやり、公正さ、勇気を身に着け、人としてどうあるべきかを学べるよう、人文科学と密接に関係した授業を行っています。」― 南アフリカ共和国フリーステート大学のジョナサン・ジャンセン総長 2012年2月22日
OIST保健師が被災者に届けた一筋の光 2011年3月11日に起きた東日本大震災では、東北地方太平洋沖大地震とそれに伴う津波、その後に起きた福島原発事故によって、大勢の方が仮設住宅や借上げ住宅への入居を余儀なくされ、こうした被災者の生活環境を見聞きする度に昨年の大惨事が思い起こされます。 2012年2月20日
~国境を越えて~ 「サイエンス・パスポート」 ポッドキャスト インド出身の物理学者ピナキ・チャカラボティさんは、乱気流や台風といった回転から生じる流体の動きを研究することが、その仕組みをよりよく理解し、悪天候にうまく対応できるようになると語っています。 2012年2月17日
タンパク質をゲーム化 ~OISTのKinect-Xbox~ OIST細胞膜通過輸送研究ユニットのファデル・サマテ准教授は、マサチューセッツ州立大学アムハースト校(UMASS)の研究者らと協力して、分子プレイグランドをOISTに設置しました。 2012年1月5日
カオスから生じる秩序・・・でもどのように? 「本質的に予測不可能な事象が数多く集まった結果、心臓が血液を送り出したり、脳が決定を下したりしていると思うと、びっくりしてしまうのです」と話すのは、2011年10月にOISTに着任したばかりのタティアナ・マルケス-ラゴ博士です。同博士が率いるのが統合システムバイオロジーユニットです。 2011年12月5日
沖縄科学技術大学院大学の創立式典の一日 2011年11月19日、夜が明けようとする頃、沖縄科学技術大学院大学のメインキャンパスでは慌ただしい一日が始まろうとしていました。同日、本学の創立を祝して開催される式典に向け、沖縄県内を始め、日本全国、更に海外から出席される約400名の御来賓の皆様をお迎えする最終準備が進められていました。 2011年11月22日
可動電子によって量子コンピュータを実現 量子コンピュータというと、サイエンスフィクションと感じるかもしれません。しかしOIST量子ダイナミクスユニットのデニス・コンスタンチノフ博士の研究によると、架空に思われるこの概念が現実のものとなる可能性があるのです。 2011年11月14日
太陽エネルギーをもっと賢く利用しよう 化石燃料には限りが有り、いつかは枯渇するため、深刻化するエネルギー問題に直面する各国は太陽光をはじめとする代替エネルギーの活用を迫られています。OISTのエネルギー材料と表面科学ユニットを率いるアシスタント・プロフェッサーのヤビン・チー博士は、低い生産コストでしかも非常に効率的なハイブリッド太陽電池(ソーラーセル)の開発に取り組んでいます。 2011年11月6日