微生物・生態系生態学ユニット 土壌微生物群集は、植物の成長と健康を維持し、炭素および栄養循環を駆動するなど、生態系機能において重要な役割を果たしています。微生物の活動の多くは長い間謎に包まれていましたが、近年発展の著しい分子生物学的手法によって、様々な機能が明らかになってきました。また、化学分析などと組み合わせることで、物質循環における微生物活動の寄与も可能になってきました。気候変動や土地利用変化などの様々な環境変動が起こる中、私たちの研究室は、これらの環境変動が、植物や動物との共生菌・病原菌を含む微生物群集ををどのように変化させるか、さらに物質循環機能の変化を通じて気候変動に対してどのようなフィードバック効果をもたらすのか理解することを目標に研究を進めています。 今後のイベント ユニットのニュース 教員 龍見 史恵 シェア: 関連記事 最先端技術で、12の新種ゾウムシを発見 沖縄のやんばる国立公園で発見された1種を含む、2種の新種ゾウムシが日本で発見されました。 海洋生物の生物学的メカニズムとその多様性を国際連携で追求 OISTとフランス国立科学研究センター(CNRS)は、国際研究ラボ「IRL EARLY」を設立することで合意しました。 驚異の行動モデリング-動物の動き方をかつてない精度で再現 ロボット工学からパーキンソン病研究まで、幅広い分野への応用が期待される新たな予測ツールを開発しました。 海洋に最も多く存在する細菌が地球規模の栄養素の循環に与える影響が明らかに 科学誌Natureに掲載された新たな論文で、細菌のタンパク質がどのようにして地球規模の炭素、硫黄、その他の栄養素の循環に貢献しているかが明らかになりました。 ヤイトハタの初期仔魚期における驚くべきホルモン関連遺伝子の活性を発見 沖縄で養殖され、食料価値の高いヤイトハタ(ミーバイ)の全ゲノムを解読し、驚くべき結果が得られました。 もっと見る 専門分野 生化学 生物情報学 植物学 生態学 環境科学 進化生物学 ゲノム科学、ゲノミクス 分子生物学 生物学 同分野の研究ユニット 生物デザインユニット 海洋物理・工学ユニット モデルベース進化ゲノミクスユニット 海洋構造生物学ユニット 生物の非線形力学データサイエンス研究ユニット 大進化ユニット 進化・合成生物学ユニット 細胞増殖・ゲノム編集ユニット 膜協同性ユニット 研究ユニットを探す
海洋に最も多く存在する細菌が地球規模の栄養素の循環に与える影響が明らかに 科学誌Natureに掲載された新たな論文で、細菌のタンパク質がどのようにして地球規模の炭素、硫黄、その他の栄養素の循環に貢献しているかが明らかになりました。