大進化ユニット

Logo for the Marine Macroevolution Unit, featuring the early jawless fish Sacabambaspis and the Okinawa prefectural fish, the Gurukun (Caesio diagramma)

大進化ユニットでは、水生生物の多様性が、環境変動、地球規模のイベント、生態学的な相互作用、鍵となる形質の進化などの影響を受けて数十億年という時間スケールで、どのように形成されたかという大進化を調べています。本ユニットの研究者は、現代の海洋・淡水にみられる生物多様性や生態系の起源を明らかにし、種の生存を脅かすようなあらゆる問題(地域的あるいは地球規模、徐々にあるいは急激に起きるもの、生物学的なもの、環境的なもの)に対して、生物種がどのように対応するかを理解することを目指しています。本ユニットでは、新たに構築された魚類や初期の脊椎動物などの地球規模の膨大な化石データベースの解析、生体力学や発生学の実験、その他の種の多様性に関する詳細な調査などの、幅広い方法を組み合わせて研究を行います。