発達神経生物学ユニット

members of the unit in the office

発達神経生物学ユニットでは、注意欠如多動症(ADHD)の特性と原因、そして関連して起こる様々な問題を理解するための研究を行なっています。特に、動機付けに関わる刺激(報酬やその手がかり刺激など)に対する行動及び感情的な反応、様々な状況下(日常会話や事柄を説明する場面など)での言語活用能力や社会的相互関係の理解などに焦点をおいています。また、これらの研究から得られた知見をもとに、ADHDを持つ人達への心理社会的支援の向上を目指しています。保護者や教師、その他の地域の方々と協働しながら、対面式及びオンライン・モバイル上での心理教育や行動支援プログラムの開発と効果検証を進めています。