理化学研究所と沖縄科学技術大学院大学との 連携大学院に関する協定締結について

OISTと理研は、相互の研究交流を促進し、学術および科学技術の振興に資することを目的として、連携大学院に関する協定を締結しました。

沖縄科学技術大学院大学(OIST)と理化学研究所(理研)は、相互の研究交流を促進し、学術および科学技術の振興に資することを目的として、連携大学院に関する協定を2021年8月1日に締結しました。

協定の概要                         

(1) 協定の概要と目的

本協定は、理研とOISTが2020年3月31日に締結した科学・学術協力に関する基本協定注1)に基づいて締結するものです。我が国唯一の自然科学の総合研究所である理研と、国際性豊かで学際的、先端的な研究教育活動を推進しているOISTが、両機関の研究開発能力、人材等を活かして連携・協力することにより、我が国および世界の学術・科学技術の振興、並びにそれらを担う人材の育成に寄与することを目的としています。

(2) 有効期間

2021年8月1日から2025 年3月31日まで

期間満了に際し、両機関の合意に基づいて1年間ずつ延長できる。

(3) 協定内容

連携大学院の実施、教育・人材育成の相互支援

(4) 今後の取組

理研とOISTは連携大学院制度の下、OISTの大学院生を理研に受け入れて研究指導等を行うとともに、理研の研究者がOISTで講義を行うなど、人材育成での連携を深めていきます。なお、同制度の連携教授には、理研開拓研究本部長瀧天体ビッグバン研究室の長瀧重博 主任研究員(理研数理創造プログラム副プログラムディレクター)、革新知能統合研究センター汎用基盤技術研究グループ近似ベイズ推論チームのモハマド・エムティヤーズ・カーン チームリーダーが任命されます。

 

注1) 2020年3月31日プレスリリース「理化学研究所と沖縄科学技術大学院大学との科学・学術協力に関する基本協定締結について」

 

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