沖縄県内の理科系教育関係者及び教育行政関係者の方々がOISTを訪問されました
8月8日(月)、沖縄県内の理科系教育関係者及び教育行政関係者の方々がOISTを訪問されました。理科系教育への取組み強化及び理科教育レベルの向上、また、OISTの現状及び今後の取組みに対する理解促進を図ることを目的として開催された今回の講演会及び見学会には、沖縄県教育委員会の大城浩教育長をはじめとする40名の方々が参加されました。
講演会では、神経計算ユニットの銅谷賢治博士とマリンゲノミックスユニットの佐藤矩行博士がそれぞれの研究について発表しました。両博士に対して、日頃小学校や高校で理科を教える先生方から、少し踏み入った質問が投げかけられるなど、とても有意義な内容となりました。また、OISTの研究者が地元の学校を訪問して科学をテーマに講演を行う出前授業への大きな興味や関心が寄せられました。OISTと県内の学校が今後益々連携していくことが期待されます。
講演後はコモンリソースグループの山田真久研究統括と研究支援課の島貫瑞樹課長をガイドに迎え、第一研究棟を中心にOISTの施設を皆様に見学いただきました。電子顕微鏡室やロボット室では実際に行われている研究を間近に見て、大学院大学開学後は世界中からどのような学生が集まってくるのかと各自想いを膨らまされている様でした。
今回の講演会及び見学会で、更に多くの県内教育関係者の方々のOISTへの理解が深まったのではないかと思います。次回は是非、生徒さんを連れてOISTへお越しいただけることを心よりお待ちしております。
銅谷博士、佐藤博士の研究発表に聞き入る参加者
沖縄県教育委員会 大城教育長による挨拶
山田統括によるロボット室の説明
研究棟の説明をする島貫課長
(今村仁美)