「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業」に採択

グローバルイノベーションへの挑戦: 研究力強化と国際連携を深め、社会インパクト創出をめざします

OIST campus

このたび、OISTが申請していた事業計画が、文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択されました。

文部科学省による本事業は、日本全体の研究力を向上させ、新たな価値創造を促進していくために、大学ファンドによる国際卓越研究大学への支援と並行して行われます。「地域の中核大学や研究の特定分野に強みを持つ大学が、その強みや特色のある研究力を核とした経営戦略の下、他大学との連携等を図りつつ、研究活動の国際展開や社会実装の加速等により研究力強化を図る環境整備を支援することにより、我が国全体の研究力の発展を牽引する研究大学群の形成を推進すること」を目的としています。

※「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業」に関する詳細は下記ウェブサイトをご参照ください。 文部科学省ホームページ:https://www.jsps.go.jp/j-chukaku/

今回採択された事業は、OIST-neXus 戦略と称し、沖縄地域および国内外の広く多様な産学官金パートナーと戦略的産学連携を総合的に推進し、研究の卓越性・国際性・学際性を強化し、世界的・地域的な課題解決に資するイノベーションの創出を目指します。また、本学が日本と世界を繋ぐ架け橋となることで、国内の研究者や大学における人材の国際化・高度化へ貢献し、我が国の研究力強化を牽引する研究大学群の一翼を担うための取組を推進してまいります。その際には、地域中核・特色ある研究大学の連携による産学官連携・共同研究の施設整備事業において整備中のオープンイノベーション施設2棟、内閣府沖縄振興予算、経済産業省の補助事業により整備中のインキュベーター施設2棟も活用していく予定です。

この度の採択を受け、OISTのカリン・マルキデス学長兼理事長は「この度、文部科学省の『地域中核・特色ある研究大学強化推進プログラム』にOISTが採択されたことを大変嬉しく思います。このプロジェクトは、10年後の展望を見据えた OIST新戦略(2024年~2029年)において、我々の可能性を最大限に引き出すことを目的としています。2024年度からスタートするこの新戦略には、重要な開発的要素が含まれています。本プロジェクトを通じて、研究の卓越性を一層向上させ、本学のミッションゴールに向けて進化し、21世紀の大学としての模範となり、イノベーションを通じた社会変革を牽引していくことを目指します。また、本プロジェクトを通じて慶應義塾大学や琉球大学をはじめとする沖縄、日本、そして世界の多くの産官学金機関と連携していくことを楽しみにしています」 と述べています。

予定している事業の詳細は、追って公表いたします。

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