OIST学長ピーター・グルース博士の退任について
![Dr. Peter Gruss with OIST campus](/sites/default/files/styles/background_image_xl_low_1x/public/2022-12/20221222-Peter-Gruss-retirement-3_0.jpg?h=d1cb525d&itok=s0FbZ8OD)
沖縄科学技術大学院大学(OIST)のピーター・グルース学長兼理事長は、本年12月31日をもって退任します。現在、次期学長を選考中ですが、次期学長が就任するまでの期間は、アルブレヒト・ワグナー博士が臨時学長兼臨時理事長を務めます。
ピーター・グルース学長は、2017年1月にOIST学長に就任しました。以来、積極的な教員採用による研究室の増設、企業とのパートナーシップの強化など、OISTの拡大に尽力しました。さらに、2020-2030年戦略計画策定を主導し、新型コロナウイルス感染症のまん延を乗り越えてOISTの舵取りを行いました。グルース学長の在任中の成果とOISTの成長に関する報告書は、追ってウエブサイトに掲載される予定です。
臨時学長となるアルブレヒト・ワグナー博士は、ドイツ出身の素粒子物理学者でハイデルベルク大学物理学研究所所長やドイツ電子シンクロトロン研究所所長などを歴任し、OISTにおいては、2011年11月の設立時から評議員、そして2015年10月からは理事を務めており、2015年10月から2016年1月まで学長臨時代理も務めました。