OISTでTEDxRyukyuを開催

11月9日(土)に、OISTでTEDxRyukyuが開催され、400名の参加者がOISTの講堂に集いました。

 11月9日にTEDxRyukyuがOISTで開催され、会場となったOISTの講堂は400名の聴衆で埋め尽くされました。

 TEDは世界で活躍するその道の一線級の人物が、自身のアイディアについて講演を通じて世界に広く発信することを目的とした非営利団体です。TEDxとは、TEDの理念に賛同した人々が世界各地域で独自に開催する地域密着型のイベントです。

 TEDxRyukyuは2010年に初めて開かれ、日本国内における3番目のTEDxの開催となりました。2度目となる今回のTEDxRyukyuでは14名が登壇し、Crossroads(交差点)をテーマにそれぞれ講演を行いました。

 本イベントのオーガナイザーの一人であるOISTの森田洋平広報担当副学長代理は、「今回のテーマは、OISTのトンネルギャラリーの入口に展示されたRAINSTORM/surgeと題する美術作品に触発されたもので、OISTひいては沖縄が、多彩な文化や文明が混ざり合う交流拠点へと発展していけるようにという願いが込められています。」とテーマの背後にある想いを語ってくれました。

 講演の内容は、写真やフリー・ダイビング、将来のエネルギー資源など多岐にわたり、全てのプレゼンテーションに同時通訳がつきました。休憩時間には、ボランティアスタッフによる伝統的な日本の茶道も披露されました。昼食時間になると、講堂前の芝生に多くの参加者が集い交流を楽しんでいました。今回初めてTEDxに聴衆として参加した琉球大学の本村舞さんは、「舞台に立ってみたいのですが、私はまだこういったアイディアがないので色々な発想ができるように、TEDトークを見るなり、このようなイベントがあったら参加するなり、自分のアイディアを磨いていけたらと思います。」と今後への意欲を語ってくれました。

今回開催された講演の様子は後日Youtube でご覧いただけます。

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