線毛を構成するFimAピリンタンパク質1分子の構造

線毛を構成するFimAピリンタンパク質1分子の構造

日付:
2020年3月30日
出典:
大阪大学 今田勝己教授、OIST柴田敏史博士

Copyright OIST (Okinawa Institute of Science and Technology Graduate University, 沖縄科学技術大学院大学). Creative Commons Attribution 4.0 International License (CC BY 4.0).

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pHに反応するナノシート

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高酸性となる低pH環境では、ナノシートは平らになります。一方、高アルカリ性である高pH環境では、ナノシートは固い巻物のように丸まります。ナノシートの形状に応じて、近赤外光の当たり方が異なり 、その結果、異なる光シグナルを反射します 。キム研究員はこのようにして、ナノシートの位置 や形状を検出し、 それらの情報から身体環境および環境内部の異なる場所におけるpHの検出が可能になったのです。