命ある形の始まり(HAMON 山田真萬巡回展)

 

 沖縄を代表する陶芸家・山田真萬氏による巡回展「HAMON: Science meets Art」(波紋:サイエンスとアートの出会い)がOISTキャンパスで始まりました。6月18日のオープニング開催に際し、初代学長予定者であるジョナサン・ドーファン博士は、この展覧会が開催された経緯について次のように述べています。

 

  「沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、科学技術分野における国際的な拠点となることを目指しています。その成功には、より広範な文化的な要素を取り込んでいくことが不可欠です。それによって、この新しい大学院大学が、芸術、音楽、舞踊、演劇といった多岐にわたる文化の発信地になることも期待されます。今回の展示会は、OISTで開催される、こうした文化的活動の皮切りとして企画したものです。偉大な芸術作品が偉大な科学技術の拠点に居場所を見つける。そのような素晴らしい融合が実現される展示会です。」

 

  「HAMON: Science meets Art」は、ザ・テラスホテルズ株式会社の協賛により、OISTキャンパスのセンター棟B階にて、本年11月30日まで一般公開しており、どなたでもお越しいただけます。山田真萬氏の素晴らしい陶芸作品には「命のある形の始まり」が投影されています。これは芸術と科学に共通する中心的なテーマです。芸術と科学は共に地球上の生命の存在を理解し、解明する手段であるともいえるでしょう。

  HAMON展の詳細はこちらよりご覧いただけます。


ギャラリーオープンを記念してテープカット。
左から:OISTロバート・バックマン理事、OISTジョナサン・ドーファン初代学長予定者、山田真萬氏、ザ・テラスホテルズ株式会社比嘉幹郎特別顧問、石嶺傳實読谷村長、志喜屋文康恩納村長

 

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