自然の背景に合わせて擬態するヨーロッパコウイカ。描こうとする模様を一旦通りすぎたあと再び戻るなど微調整をしている様子が伺える。高解像度カメラにより、 擬態するコウイカの数十万におよぶ伸縮する色素胞の様子を捕らえた。

動的睡眠段階に体色模様が変わるソデフリダコ。

2022年に創立70周年を迎えました国際文化会館では、世界的な知識人を招聘し、世界の課題解決に向けた取組みを推進しております。その一環として、世界最高レベルの研究教育機関であるOIST（沖縄科学技術大学院大学）と戦略的パートナシップ協定を締結いたしました。その連携の第一弾として2022年ノーベル生理学・医学賞を受賞されたOIST教授のスバンテ・ペーボ博士をスピーカーに迎え、収録した特別講演会の動画を下記のとおり配信いたします。 現生人類の直接の祖先はアフリカで誕生し、6～7万年前にアフリカや近東の外に拡散しました。その際、ユーラシア大陸西部のネアンデルタール人や東部のデニソワ人という約4万年前に絶滅した人類の祖先に遭遇しました。ペーボ博士は私たちの絶滅した親族のゲノムから現生人類の起源と歴史についてどのようなことが読み取れるのか、そしてネアンデルタール人やデニソワ人から受け継いだ遺伝子の変異が、今日の私たちの生理機能や病気の傾向にどのような影響を及ぼしているのかについてお話しいただきます。 スピーカー スバンテ・ペーボ博士（OISTアジャンク教授；マックス・プランク進化人類研究所所長） モデレーター： 道傳愛子（NHKワールド シニア・ディレクター/ 国際文化会館評議員） 言語： 英語（日本語字幕つき） 共催： 国際文化会館、OIST（沖縄科学技術大学院大学） スバンテ・ペーボ博士 「絶滅したヒト科のゲノムと人類の進化に関する発見」により2022年にノーベル賞を受賞。マックス・プランク進化人類学研究所所長およびOISTアジャンク教授を務める。

研究グループは、タコの脳活動を12時間にわたって記録しました。本動画は、タコが色や質感を急激に変えたり吸盤を素早く動かしたりしながら睡眠している様子です。 

研究チームは、シロアリの同性カップルがはぐれると、異性カップルと同じような行動をとることを発見した。オス・メスに関係なく、タンデム歩行の前を歩くシロアリが立ち止まり、後をつける方がパートナーを探す様子が見られた。 本動画は、プレスリリース「シロアリ―生き残りをかけた同性カップル誕生の秘訣」の関連動画です。

OIST’s 10th Anniversary Ceremony took place on May 22, 2022, and featured speeches from OIST President, Dr. Peter Gruss, the Speaker of the House of Representative, Hiroyuki Hosoda, the Minister of State for Okinawa and Northern Territories Affairs, Kosaburo Nishime, the Governor of Okinawa, Denny Tamaki, the Mayor of Onna Village, Yoshimi Nagahama, and the CEO of Suntory Holdings Limited, Takeshi Niinami, and a video message from Japan’s Prime Minister H.E. Fumio Kishida.

学位記授与式を終え、2021年度修了生は伝統の帽子投げを行いました。