行方不明ダイバーの捜索活動についてのご報告 OISTでは、11月14日に潜水作業中のダイバーが行方不明になったことを受け、直ちに緊急対策本部(ETF)を設置し、現在も引き続き行方不明になっているダイバーの発見に向けて、捜索に全力を挙げて取組んでいます。 OISTでは、11月14日に潜水作業中のダイバーが行方不明になったことを受け、直ちに緊急対策本部(ETF)を設置し、現在も引き続き行方不明になっているダイバーの発見に向けて、捜索に全力を挙げて取組んでいます。二次災害の防止に留意しつつ、これまでに海上捜索・水中ロボットを用いた水中捜索活動を行い、今後は水中捜索を専門とする民間の専門会社と協力し、捜索活動を継続します。加えて、海上保安署が行った海上及び潜水捜索に関する情報を、今後の捜索活動に役立てられるよう、同署とは現在も緊密に連絡を取り合っています。 海上保安署は発生状況を把握するための調査を継続しており、OISTはこれに全面的に協力しています。 12月初めに沖縄労働基準監督署がOISTを訪問し、海洋研究の野外調査に関するOISTの規定及び手順を対象とした詳しい調査を行う予定です。 これに加え、外部専門家とOIST役員及び教員で構成される調査委員会の発足を急いでおり、今回の出来事と今後のOISTにおける海洋研究に関わる作業手順等の検証を行います。 鈴木氏のご家族には、緊急対策本部から捜索活動に関する情報を提供しています。 このような非常に困難な状況に直面されている鈴木氏のご家族と学内外のご友人・同僚の方々と、我々も思いを共有し、引き続き最大限の取組みを行って参ります。 日付: 2016年11月24日 カテゴリー: OIST関連記事 広報・取材に関するお問い合わせ報道関係者専用問い合わせフォーム シェア: 関連記事 サンゴ共生カッチュウソウのゲノム解読 OISTマリンゲノミックスユニットのメンバーがサンゴに共生するカッチュウソウ(褐虫藻)のゲノム解読に世界で初めて成功しました。 世界一精緻なフィッシュタンク 目の見えないゼブラフィッシュがヒトの網膜疾患治療に光をもたらす 視細胞の変性とタンパク質輸送の異常を関連づけるメカニズムを明らかにしたOIST研究者の論文が、発生生物学の専門誌Developmental Cellの表紙を飾りました。 ニューロン活動を解き明かす最新鋭の装置「2光子励起顕微鏡」 種を選り分ける OISTのある一人の生物学者にとって、深海から巨大な単細胞生物を回収するのも、蟻の頭部の微細構造について調べるのも同じことです。なぜならこれらの生物種が持つ進化のストーリーに共通のテーマがあることに気付いたからです。
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