ＯＩＳＴと沖縄の交流－総勢約80名の方々がＯＩＳＴを訪問しました

去る7月9日、沖縄県議会の皆さま、沖縄市胡屋自治会の皆さま、沖縄尚学高等学校の生徒の皆さまがＯＩＳＴを訪れました。政治、地域の自治会、そして次世代を担う高校生と幅広い分野、異なる世代の皆さまのご訪問で、ＯＩＳＴと地元沖縄の関係をより深めることのできた、大変意義のある１日となりました。

沖縄県議会からは、総務企画委員会の委員の皆さまが視察に訪れました。ＯＩＳＴからは、初代学長予定者のジョナサン・ドーファン博士、ロバート・バックマン理事らが出席し、ＯＩＳＴの概要や大学院大学の将来ビジョンなどが説明されました。県議の皆さまからは、沖縄の将来に繋がるような研究をこれからどんどんしてほしいと、激励の言葉を頂きました。その後、皆さまはマリンゲノミックスユニットや神経生物研究ユニットを訪問され、ＯＩＳＴの研究現場を前に、様々な質問をなげかけていました。

沖縄県議会総務企画委員会の皆さま

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沖縄市からお越しくださった胡屋自治会の皆さまは、ＯＩＳＴの説明を受けたのち、研究棟をはじめとするキャンパスの施設を見学しました。研究棟の見学をされた皆さまは「孫たちに勉強を頑張ってもらって、ぜひここで活躍してほしい」と、おっしゃっていました。その後、ご一行は現在ＯＩＳＴにて開催されている山田真萬氏のＨＡＭＯＮ展も見学され、展示されている陶器の作品と、ギャラリーから展望できる海の景色を楽しんでいられました。

沖縄市胡屋自治会の皆さま

はるばる那覇市からお越しくださった総勢50名の沖縄尚学高等学校２年の皆さんは、科学研究に興味のある生徒たちで、今回の訪問をとても楽しみにしていた様子でした。生徒の皆さんは、進化システム生物学ユニットのホルガー・イェンケコダマ博士による海洋生物学の講義を受けたり、質量分析室や顕微鏡室などの研究室を見学するなど、研究室で繰り広げられる最先端の科学技術研究に触れ、多くの刺激を受けたようでした。