ウクライナ人科学者のための緊急支援
沖縄科学技術大学院大学(沖縄県恩納村、学長 ピーター・グルース、以下OIST)及び沖縄科学技術大学院大学財団(米国ニューヨーク、プレジデント&CEO デイヴィッド・ジェーンズ、以下OIST財団)は、「Ukraine Scholar and Student Support Fund(ウクライナ科学者及び学生支援基金)」を設立します。本緊急支援基金は、OISTがウクライナから科学者や学生を一時的な人道的措置として受け入れることおよび、現在OISTに在籍しているウクライナ人学生や職員に対する支援を行うために使用されます。
本基金は、以下において使用される予定です。
- ウクライナ難民の科学者および学生を一時的な人道的措置として招聘
- 該当の科学者、学生およびその家族のOISTで受け入れ
- 該当者への精神保健関連サービス
- OISTに在籍するウクライナ人学生および研究者への緊急支援
- ワークショップや研修プログラムなど、OISTコミュニティに対するウクライナ情勢関連の重要な支援
- 米国科学アカデミーが呼びかけている、ウクライナの科学・学術機関の再建を支援するためにOISTの研究者が必要とする支援
OISTのピーター・グルース学長は、次のようにコメントしています。「科学はグローバルなものです。このような状況下において、これまで以上に科学界の団結が求められています。私たちは、国際的な科学コミュニティの一員である誇りを持って、科学コミュニティに属する世界中の方々を支援する責任があると考えています。」
同活動へのご支援として日本国内で税金控除対象のご寄付をいただける方は、寄付申込ページ(https://groups.oist.jp/ja/giving/ukraine-emergency-support-program)から詳細をお読みいただき、「寄付する」ボタンからフォームにて「OIST ウクライナ緊急支援プログラム」を選択の上、ご寄付をお願いいたします。
海外から同基金をご支援いただける方は、OIST基金のサイト(https://secure.givelively.org/donate/okinawa-institute-of-science-and-technology-foundation-inc/ukraine-scholar-and-student-support-fund)をご覧下さい。ニューヨークを拠点とする501(c)3ステータスの非営利団体であるOIST基金は、OISTを通じて米国民が沖縄の持続可能な発展を支援し、日米関係を深めることを後押ししています。