COVID-19新型コロナウイルス最新情報(2020年2月19日)
日本政府はコロナウイルス(COVID-19)に関する公けに向けた勧告を更新し、すべてのOIST職員及び学生の皆様と共有されました。
帰国者とコンタクトセンターに向けての新たなガイドラインは以下の通りです。
- 風邪や37.5度以上の発熱の症状が4日以上続く人、またはアスピリン、イブプロフェン、パラセタモール(アセトアミノフェン)などの薬を服用し続ける必要がある人、さらに
- 強い疲労感や呼吸器の問題がある人
上記の方々は、中部保健所(帰国者コンタクトセンター)098-938-9701に相談する必要があります。日本語以外の言語での電話番号は、0570-050-235です。
4日以上持続する症状のある人は、上記の番号に電話してアドバイスを受ける必要があります。
妊娠中の女性、高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患などの持病をお持ちの方、透析、免疫抑制薬、抗がん剤を使用している方は、リスクが高くなります。これらの方々は症状が2日以上続く場合は、相談する必要があります。
先週OISTでは、コミュニティーの皆様に向け、コロナウイルス(COVID-19)の症例が沖縄で確認されたという通知をしました。
適切な手洗い、消毒剤の入ったジェルやティッシュの使用、咳をするときは口と鼻をハンカチ、布または袖で覆うことは、すべてウイルスの拡散を抑えるのに役立ちます。また、公共の場に出る際は、マスクを着用することをお勧めします。日本政府は、熱や咳などの風邪の症状がある場合は、学校や職場への出入りを控え、症状が続く場合は、毎日体温を測定するよう呼び掛けています。
OISTは既に中国とのすべての出張を停止しており、影響を受ける地域への個人旅行が不可欠な方に対しては、予防のためのアドバイスを既に発信しました。現在、沖縄県内での症例が確認されているため、ドアノブ、エレベータボタン、手すりなどの消毒を含む、強化された衛生プロトコールをキャンパスでは実施しました。
カンファレンス・ワークショップのセクションとプロボストオフィスでは、今後の学術イベントのスケジュールを評価する取り組みを行っております。ゲストの招聘が禁止されているか、海外からの来沖を選択しない方々に向け、ビデオリンクによる「仮想」参加をサポートするための手配が行われています。会議やワークショップの主催者には、最新のガイダンスが発行される予定です。
現在、日本および台北と香港の国際航空輸送拠点となる空港では、中国以外の国への旅行及び接続については正常運航がなされておりますが、追加の検疫およびスクリーニング対策が実施されています。
現在、OISTのチャイルド・デベロプメント・センター(CDC)は開いております。 CDCのリーダーシップを担うチームメンバーは、保護者の方々に向けて直接メールを書いており、必要に応じ、家族に状況について最新情報をお届けする予定です。
コロナウイルス問題への適切な対応に向け、私たちができる限りのことを行えるよう、OIST訪問者及び一般の方々に置かれましても細心の注意を頂けますようお願い申し上げます。
お知らせ
OIST新型コロナウイルス対策の最新情報一覧は、以下のリンクを参照ください。
https://www.oist.jp/ja/tags/important-announcement