この図は野生型ゼブラフィッシュ(wtと表示)と、この実験で使用されたSLBP突然変異(rw440と表示)の違いを示している。左から右の順に、受精後3日目、4日目、5日目の胚を示している。上段は、野生型では異なる種類の網膜細胞が形成され、規則的な層の構造となることを示している。野生型のゼブラフィッシュ網膜神経節細胞は、網膜から脳へメッセージを送るための軸索を形成している。下段は、突然変異体のゼブラフィッシュ網膜では、より少ない種類の細胞しか生まれず、層の形成が遅れ、脳に投射する視神経がはっきりと確認されないことを示している。