身体性認知科学ユニット

mannequin head with research equipment

身体性認知科学ユニットでは、エージェントと環境のインタラクションは単に認知の産物ではなく、むしろ認知に不可欠な要素であるという仮説を検証しています。エージェントの心は、当のエージェントが身体性をもつことと社会・文化・技術によって媒介される外界の環境から深く影響を受けて形づくられます。コンピュータ・サイエンスと複雑系の交差から生まれる方法を用いて、本仮説から予想される帰結を、適応行動から人間の思考まで様々なスケールでモデル化し、検証します。社会的認知や依存症、ヒューマン・コンピュータ・インタラクションなどへの応用が期待されます。