学長兼理事長
博士(スウェーデン ストックホルム大学)、専門は分析化学。
研究者として、「新規液晶性化合物及びポリマー」や「キラルポリシロキサン化合物及びポリマー」「薬物送達のためのカプセル化ナノ粒子」など、多数の特許を出願・登録。査読付き論文を289本出版し、 500以上の学術・一般発表を行った実績を持つ。
スウェーデン チャルマース工科大学学長兼理事長、アルメニア・アメリカン大学学長などを経て、2023年2月より、沖縄科学技術大学院大学学長兼理事長予定者、2023年6月1日より、同職就任。
ウプサラ大学分析化学部門の名誉教授を務めるほか、スウェーデン王立工学アカデミー(IVA)並びにスウェーデン王立科学アカデミー(KVA)の会員として、ノーベル化学賞の選考をはじめ、社会、学校、学術界に向けた科学の振興に関わっている。
また、チャルマース工科大学の卒業生が設立したスタートアップ企業であるEinride社でメンター兼理事を務め、これまでにも各種企業で理事や科学諮問委員を務めるなど、産業界においてもリーダーシップを発揮してきた。
スウェーデン・イノベーションシステム庁”VINNOVA”の副長官(2004年から2006年)、ヨハネスバーグ・サイエンスパークの議長(2014年から2016年)を務めるなど、オープンナレッジとイノベーション・エコシステムの文化を醸成し、産学官連携によるエコシステムの発展に貢献した。
スウェーデン持続可能な開発科学評議会 では開発リーダー・議長(2015年-2019年)、 CESAER(欧州先端工学教育研究校会議)において議長(2009年-2011年)を務めるなど、政策策定へも深くかかわってきた。