OIST運営委員 有馬朗人博士が文化勲章を受章
OIST運営委員 有馬朗人博士が文化勲章を受章
OIST運営委員会共同議長の有馬朗人博士(元東京大学総長、元文部科学大臣、ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム会長)が、平成22年度の文化勲章を受章され、去る11月3日、皇居において天皇陛下から親授されました。
有馬博士の受章は、原子核物理学の分野において優れた業績を挙げるとともに、同博士が文部大臣、科学技術庁長官、東京大学総長、理化学研究所理事長などを歴任し、同分野の発展及び日本の学術振興に多大な貢献をしたことが高く評価されたことによるものです。
有馬博士は平成17年9月のOIST発足当初より、OISTの運営に関する重要事項等について審議を行う運営委員として、また、平成18年12月より同共同議長として、OISTの発展に中心的な役割を果たしてきました。さらに、平成21年9月からは、沖縄科学技術大学院大学学園設立委員の1人として、沖縄科学技術大学院大学の管理運営体制や教育研究の内容等について検討を行っています。
昭和33年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。昭和50年同大学理学部教授等を経て、平成元年4月~平成5年3月同大総長。平成5年10月~平成10年5月理化学研究所理事長、平成10年7月~平成16年7月参議院議員、平成10年7月~平成11年10月文部大臣等を歴任。平成12年6月~日本科学技術振興財団会長、平成18年4月~武蔵学園長、平成22年4月~静岡文化芸術大学理事長。平成17年9月OISTのBOG委員、平成18年12月より同共同議長。平成5年日本学士院賞、平成16年旭日大授章。大阪府出身。 |
有馬朗人博士 |