高被引用論文著者リストにOISTの研究者が連続選出
クラリベイト・アナリティクス社がこの度発表したHighly Cited Researchers 2022 (2022年の高被引用論文著者リスト) 」に、OISTエネルギー材料と表面化学ユニットのヤビン・チー教授と、同ユニット研究員の大野ルイス勝也さんが選ばれました。両名にとって、昨年に続く快挙です。クラリベイト・アナリティクス社の学術データベース「Web of Science」によると、チー教授と大野博士が携わった学術論文の2022年10月時点での引用数はともに1万3000件以上と、高い数値を示しています。
当リストには、22の研究分野における論文の被引用数の上位1%の論文著者が選ばれます。今年は、過去10年以上にわたり各研究分野において高いインパクトを与えてきた世界69の国と地域の6,938名の研究者が選出されました。
今回の発表を受けて、ヤビン・チー教授は次のようにコメントしています。「今年もHighly Cited Researchersに選出いただき光栄に思います。改めて研究室のメンバーや共同研究者の皆さんの日々の努力と素晴らしい貢献に感謝を申し上げます。また、OIST R&Dクラスター研究プログラム、OIST プルーフ・オブ・コンセプト(POC)プログラム、JSPS科研費、JST A-STEP研究助成などを通じ、皆様から引き続き強力なご支援をいただいていることに大変感謝しています。引用数の多い私たちの研究の多くは、当研究室が長年研究してきたメタルハライドペロブスカイト材料と太陽電池に焦点をあてたものです。引き続きこうした関心の高い材料の探求を続け、ペロブスカイト太陽電池技術の実用化に向けた研究をさらに発展させていく所存です。」