チェリー・マレイ 博士がOIST理事会を退任

OIST理事会議長のチェリー・マレイ博士が退任したことについてご報告します。

沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、理事会議長を務めるチェリー・マレイ博士が、7年間にわたる卓越した貢献と献身的な役割を果たしたのち、退任したことをお知らせします。


2017年にトーステン・ヴィーゼル博士の後任として理事会議長に就任したマレイ博士は、今後は自身の健康問題に取り組むために理事会議長からの退任を決意したしました。


OIST副理事長 ジェームス・比嘉氏のコメント:
「チェリー・マレイ博士が長年にわたりOISTとその使命に対して示してこられた賢明なリーダーシップと揺るぎない支援に、私たちは心から感謝しております。理事を務めてきた私たちは皆、マレイ博士の専門知識と洞察力の深さに感謝するとともに、誠実さ、協調性、目的意識、そして情熱を持って議長としての役割を果たしてこられたことに、敬意を表します。マレイ博士が退任されることは寂しく感じますが、彼女が下した決断を十分に理解し、支持するとともに、心からの感謝と健康を願っております。」


OIST学長カリン・マルキデス博士のコメント:
「チェリー・マレイ博士は、7年間にわたる在任中、OISTに多大な貢献をしてくださいました。博士は、OISTが国際的に卓越した科学技術革新拠点となり、また、日本における研究教育のユニークなモデルとなるよう、着実な発展を支えてくださいました。博士が示してくださった知恵、情熱、厳格さにより、OISTのたくましく、かつ、希望に満ちた未来を形作ることができたことに、心から感謝いたします。」


OIST理事会は、2025年1月9日にマレイ博士の後任となる理事会議長の選出を行う予定です。

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