電極間の電気生理学的活動を示す多電極アレイ接続マップ 多電極アレイ(MEA)の上半分に、マウスの皮質ニューロンの入った区画、下半分には、マウスの線条体ニューロンの入った区画を配置した。区画間にまたがって伸びていた軸索をナイフで切断すると、皮質ニューロンの区画内の皮質ニューロン同士の接続状態は比較的影響されなかった一方、線条体ニューロンには電気生理学的活動が見られなくなった。このことから、この系では線条体側から皮質側に逆向きに送られる信号は無く、脳内の生きたネットワークに近い機能を持った一方通行の皮質線条体系ネットワークが再現されたことが示された。 本図では、2電極間の接続状態の強度を、電極間の距離に関係なく示している。青色は最も弱い接続状態を示し、緑色、黄色、オレンジ色、赤色の順で強くなる。 多電極アレイ(MEA)の上半分に、マウスの皮質ニューロンの入った区画、下半分には、マウスの線条体ニューロンの入った区画を配置した。区画間にまたがって伸びていた軸索をナイフで切断すると、皮質ニューロンの区画内の皮質ニューロン同士の接続状態は比較的影響されなかった一方、線条体ニューロンには電気生理学的活動が見られなくなった。このことから、この系では線条体側から皮質側に逆向きに送られる信号は無く、脳内の生きたネットワークに近い機能を持った一方通行の皮質線条体系ネットワークが再現されたことが示された。 本図では、2電極間の接続状態の強度を、電極間の距離に関係なく示している。青色は最も弱い接続状態を示し、緑色、黄色、オレンジ色、赤色の順で強くなる。 日付: 2015年6月18日 Copyright OIST (Okinawa Institute of Science and Technology Graduate University, 沖縄科学技術大学院大学). Creative Commons Attribution 4.0 International License (CC BY 4.0). 全解像度画像をダウンロード タグ Research シェア: Related Images 安谷屋研究員 安谷屋研究員は沖縄に戻る前は米国で研究をしており、OISTでは顕微鏡の中で走る電子ビームの軌道シミュレーションを行っています。 クラゲの変態期 Current Biologyの表紙を飾った、クラゲの変態期の電子顕微鏡写真-右下にポリプ、上部に横分体および稚クラゲが見えます。 ボウズハゼ類のライフサイクル ドッキング・シミュレーションの概念図 ドッキング・シミュレーションの概念図。主に小分子をあるタンパク構造に結合させ、結合力を推定するために使用するシミュレーション技術です。 クンイー シーン クンイー シーン