OIST研究員による論文がZoological Science誌に掲載されました
これは、ゲノム解読に実際に使用したサンゴ、コユビミドリイシの拡大写真です。触手の中に茶色く見えるのが共生している褐虫藻です。OISTマリンゲノミックスユニットの新里宙也らは、日本動物学会の学会誌Zoological Science4月号に掲載された論文の中で、コユビミドリイシ・ゲノムの蛍光タンパク質の遺伝子のレパートリーを初めて報告しました。写真の緑色蛍光はまさにその遺伝子によって発せられていると考えられます。マリンゲノミックスユニットでは、昨夏のサンゴゲノム解読に続き、現在サンゴと共生する 褐虫藻のゲノム解読に取り組んでいます。