並列計算で脳機能のさらなる解明に OIST研究者が開発した新しい計算ソフトウェアは、従来よりも何百倍も速い計算能力があり、ニューロンやその機能をネットワークとして理解するために役立ちます。 2017年3月24日
脳とはどんなコンピュータか ―コンピュータによる再現 計算脳科学ユニットにより、神経細胞シミュレーションプログラムSTEPSが改良され、私たちはまた一歩、ヒトの脳の解明へ向けて前進しました。 2014年7月3日
新しい方法へのウォーミングアップ この度、Frontiers in Cellular Neuroscience 誌に掲載された論文でOISTの研究員2名が紹介している脳の解剖と薄片化の方法は、これまで不可能と思われた古い組織のニューロンの研究を可能にするものです。 2013年4月12日
適応の脳内メカニズムにおける偶然性の重要性を示す計算モデル OISTのエリック・デ・シュッター教授らは、シナプスの強度を調整するニューロンの一部について多くの分子が関わる計算モデルを構築し、その強度を決定する要因について新たな驚くべき見解をJournal of Neuroscience に発表しました。 2012年8月8日
海・砂・計算神経科学 沖縄計算神経科学コース(OCNC)が過去9年間の実績を通じて、世界的にも優れた脳神経科学分野の短期集中コースのひとつとして定評を受け、OISTの同分野におけるリーダーとしての位置づけに貢献しています。 2012年6月28日
発火する神経細胞 神経科学の分野で長期にわたり議論されている重要な課題の一つに、ニューロン伝達情報のコード化が挙げられます。情報の担い手はスパイクの発火頻度なのか、ニューロンへの入力スパイクよりもニューロンからの出力スパイクのタイミングのほうが重要なのか、今でもはっきりとした結論は出ていません。 2012年2月6日