覚醒状態のマウス内で記録された、膜電位感受性色素で標識したプルキンエ細胞とその自発的膜電位変化とカルシウム濃度の変化

覚醒状態のマウス内で記録された、膜電位感受性色素で標識したプルキンエ細胞とその自発的膜電位変化とカルシウム濃度の変化。
単一のプルキンエ細胞の細胞体(上図)にピペットでANNINE染料を注入した。一般的なニューロンの細胞体は、多数の樹状突起と、軸索という1本の長いケーブル様の突起を持つ。樹状突起は入力を受けた後その情報を処理し、これを細胞体に伝達する。プルキンエ細胞が強い入力を受けると、樹状突起全体が活性化され(赤色トレース上の鋭い上向きの変化)、ニューロンにカルシウムイオンが流入する(緑色トレース上の緩やかな変化)。膜電位シグナルはカルシウム濃度の変化よりも10~100倍速い。
単一のプルキンエ細胞の細胞体(上図)にピペットでANNINE染料を注入した。一般的なニューロンの細胞体は、多数の樹状突起と、軸索という1本の長いケーブル様の突起を持つ。樹状突起は入力を受けた後その情報を処理し、これを細胞体に伝達する。プルキンエ細胞が強い入力を受けると、樹状突起全体が活性化され(赤色トレース上の鋭い上向きの変化)、ニューロンにカルシウムイオンが流入する(緑色トレース上の緩やかな変化)。膜電位シグナルはカルシウム濃度の変化よりも10~100倍速い。
日付:
2018年8月28日
出典:
OISTベアン・クン准教授
Copyright OIST (Okinawa Institute of Science and Technology Graduate University, 沖縄科学技術大学院大学). Creative Commons Attribution 4.0 International License (CC BY 4.0).
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