OIST第七期生入学式典

2018年9月3日、OIST博士課程第七期生の入学式典が行われました。

  9月3日、沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、2018年度博士課程学生を迎え入れる入学式典を開催しました。国際色豊かなOISTを真に象徴するかのように、世界の15の国や地域から学生が集まり、中には本学にとっては初めてとなるアルゼンチン、ブラジル、クロアチア、ベトナム出身者が含まれました。

OIST第七期生

  歓迎式典では、OISTのピーター・グルース学長が新入生に向け、卓越した科学、学際的研究、学生へのコミットメント、コミュニティーの多様性など、OISTが誇りとする基本的価値観を強調しました。そして、「私たちは研究大学として、将来の科学技術分野を牽引する人材を育成することを目指しています」と、語りました。

「OISTでは新たな事にチャレンジし、科学の新境地を切り拓いて欲しいと思います」と語るピーター・グルースOIST学長

 「科学は、社会生活に密着しており、OISTは価値のある意義深い貢献をするために最善を尽くしています」と、研究科長のウルフ・スコグランド教授はコメントしました。 同教授は歓迎挨拶の中で、研究の上でも私生活の上でも同僚や同期の学生と交流し、良いネットワークを築くよう、新入生に向けてアドバイスしました。

研究の上でも私生活の上でも同期の学生や同僚との良きネットワークを構築するようアドバイスする研究科長のウルフ・スコグランド教授

  在校生を代表して挨拶した学生評議会議長のアンクル・ダールさんは、OISTと沖縄の両方がもたらし得る多くの機会を積極的に模索するようにと、新入生全員に呼びかけました。 ダールさんは、「研究室外での活動は、研究室内での活動と同様に、ここでの皆さんの成功のために重要なのです」と語り、 OISTを成功に導くために欠かせない沖縄のコミュニティーの役割とサポートについて強調した上で、新入生たちにコミュニティー活動への参加を促しました。

在学中にOISTと沖縄がもたらす様々な機会を模索するようにと、新入生に語りかけるアンクル・ダール学生評議会議長

  各挨拶の合間には、新入生がそれぞれ自己紹介を行い、自らのバックグラウンドと興味のある研究分野について述べましました。 そして式典は、地元ダンサーによる沖縄の伝統舞踊、エイサーのエネルギー溢れるパフォーマンスで締めくくられました。

地元ダンサーたちによる沖縄伝統舞踊のエイサーのパフォーマンス

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