Professional and Career Development Program (PCD)

プロフェッショナル・キャリア開発プログラム(PCD)

OISTのプロフェッショナル・キャリア開発(PCD)プログラムは、学生が将来のキャリアを切り拓き、地域社会に貢献する世界水準の科学者として活躍できるよう、研究スキルと専門能力の向上を支援します。 

 

PCDプログラムは、PCD1(1年目、2年目)とPCD2(3年目、4年目、5年目)の2つのコースで構成されています。PCD1とPCD2はいずれも卒業要件に含まれ、それぞれ2単位のコースで、PCD2に進むにはPCD1の修了が必須条件となります。 

 

[PCD1] 

このコースは、科学研究と教育分野におけるリーダーシップに必要な知識とスキルを習得することを目的としています。セミナー、ワークショップ、グループプロジェクトを通じて、学生は専門職として求められる基盤となるスキルを磨き、コンピューターやデータ分析の技術を習得するとともに、学際的なチームで効果的に協働する能力を身に着けます。 

また、科学倫理について深く議論することで、責任ある研究活動を実践する力を身につけ、幅広い聴衆に向けて科学を効果的に伝えるコミュニケーションスキルを向上させます。さらに、将来のキャリア形成を見据えた個別の能力開発計画の重要性を理解し、学生一人ひとりの成長を支援する内容となっています。 

 

[PCD2] 

このコースでは、アカデミアの枠を超え、産業界や起業家精神など多様な科学者のキャリアパスを探求する機会を提供します。リーダーシップトレーニングの要素を取り入れ、個々のキャリア目標に合わせたセミナー、ワークショップ、オンラインコースを通じて、専門的および科学的スキルの向上を目指します。また、教授法を学ぶ機会や、多様な聴衆に向けて科学的内容を効果的に発表する場が用意されているほか、起業家や産業界の代表者と交流し、専門的なネットワークを構築する貴重な機会も得られます。