OISTについて

OISTのご紹介

沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、先駆的な取り組みを行う大学院大学です。本学は、研究教育における卓越性を追求する新たなモデルとして、その評価を世界中で飛躍的に高めています。本学には学部がなく、科学における知の最先端を学際的研究により探求しています。美ら島、沖縄に立地し、真に国際性を発揮し、世界中からトップクラスの博士課程学生、教員及び職員が集う場になっています。

OISTにおけるSDGsの取り組み

国連持続可能な開発のための2030アジェンダに対応するため、また、地元の恩納村が 日本の「SDGs未来都市」に選定されたことを踏まえて、OISTは全学的な持続可能な開発のための取り組みを2021年に開始しました。この戦略的な取り組みは、SDGsに真摯に取り組んでいくことを約束するものであり、学内プロジェクトや大学コンソーシアム、他機関との協働を推進してまいります。

アクセスをお待ちしています: SDG@oist.jp, ソーシャルメディアもご覧ください

OISTにおけるSDGsの取り組み目標

  • 大学全体が国連持続可能な開発目標(SDGs)についての意識を高めること
  • 大学が現に行っている業務処理や業務内容の中でSDGsに貢献しているものを特定し称揚すること
  • 研究、学問、イノベーション、業務遂行、コミュニティ活動から得られるSDGsに係る知見を共有すること
  • 持続可能性に関して科学的な助言を提供すること
  • 博士課程教育やSTEM(科学・技術・工学・数学)に関するコミュニティ普及啓もう活動を通じてSDGsを普及・推進すること
  • 大学とSDGsパートナーとの協力を促進すること
  • SDGsに係る成果と進捗状況を大学コミュニティ及びより広い世界に向けて発信していくこと 
     

OISTにおけるSDGsワーキングチーム

OISTにおけるSDGsの取り組みはピーター・グルース学長・理事長の指揮の下、チームによって推進されています。  Dr. Cecilia Lu(インスティテューショナル・リサーチ及びプランニング担当シニア・アナリスト)の主導の下、SDGsワーキング・チームは、戦略、教育、イノベーション・起業、組織開発、広報・渉外にわたる幅広い分野の専門知識と経験を活かして業務に取り組んでいます。 この躍動的かつ前向きなチームが大学全体の学内外にわたるSDGsの普及啓もう・推進活動を一体的に推進してまいります。本チームは学長及び大学幹部チーム の指揮下で活動を行います。

後列左から 下地邦拓 戦略連携スペシャリスト(学長室), 大久保知美 マネージャー(メディア連携セクション) 前列左から Misaki Takabayashi, 研究科副科長,  Cecilia Lu, インスティテューショナル・リサーチ及びプランニング担当シニア・アナリスト  Lauren Ha, 技術開発イノベーション担当准副学長
後列左から 下地邦拓 戦略連携スペシャリスト(学長室), 大久保知美 マネージャー(メディア連携セクション) 前列左から Misaki Takabayashi, 研究科副科長,  Cecilia Lu, インスティテューショナル・リサーチ及びプランニング担当シニア・アナリスト  Lauren Ha, 技術開発イノベーション担当准副学長

OISTにおけるSDGsアドバイザー・グループ

SDGsアドバイザー・グループは、戦略担当シニアアドバイザー及びSDGsワーキング・チームのリーダーが共同議長を務める組織です。 このグループは28人で構成されており、OISTの教員、研究員、学生、マネージャー、事務職員、チャイルド・デベロップメント・センターの教員及びOIST関係者の家族の代表が参加しています。本グループは、大学全体の新たなSDGs関連プロジェクトについて全般的なあるいは個別の意見・助言を提供します。

また、海洋気候変動ユニットを主宰する Tim Ravasi教授が中心となり、他の教員や研究者の協力の下SDGsワーキングチームが調整して科学的な助言を得る体制ができています。

SDGsの取り組みにおける新分野の開拓

私共はパートナーシップや知見の共有を通じて、科学と政策の調和を図り、沖縄のコミュニティに生活する市民を対象とする科学プロジェクトを展開していきたいと考えています。次のような分野が対象です:

  • 島嶼の持続可能性 – 沖縄の自然史及び文化遺産を理解し保存するための生態学及び生物多様性に関する研究
  • 海洋の持続可能性 – 研究教育の高度化のための海洋科学・海洋学における地域及び国際的な協働
  • SDGs顕彰及び教育

OISTにおけるSDGs関連プロジェクト及び活動の一覧はこちらからご覧いただけます。