潜水事故について
11月14日、沖縄海域に位置する伊江水道で、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の職員ダイバー2名が潜水事故に遭いました。
そのうち1名のダイバー、鈴木祥平氏は水中で実験装置の設置作業にあたっていましたが、その後、水面に浮上してきませんでした。海上保安署、警察、消防、地元漁船等による海上捜索及び海上保安署による潜水捜索が行われ、捜索活動は日没寸前まで続けられました。
11月15日(火)に海上捜索及び潜水捜索が再開され、捜索は終日にわたって続けられました。11月16日(水)にも発生場所付近の捜索が行われましたが、鈴木氏を発見することが出来ず、海上保安署による捜索活動が打ち切られました。
もう1名のダイバー、戸田康一氏につきましては、すでに退院しており、快方に向かっています。
先日、鈴木氏のご家族がOISTを訪問されました。このような非常に困難な時期に直面しているご家族、ご親族のお力になれるよう、引き続きあらゆる努力をおこなってまいります。
このような不幸な事故を受け、OIST職員全員が深く心を痛めており、事故に遭われたOIST職員とご家族に対し、深い同情とお見舞いの意を表しております。