科学を楽しもう!!こどもかがく教室2014

8月18~22日にかけて100名以上の児童が恩納村・OISTこどもかがく教室に参加し、科学の世界を堪能しました。

 彼らほどこの夏に科学を楽しんだ子供たちがいるだろうか?

 恩納村・OISTこどもかがく教室2014が、8月18~22日にかけて恩納村のふれあい体験センターで行われました。この教室は、毎年夏休みにOISTの研究員や職員、恩納村の職員が連携して、恩納村のこどもたちとOIST関係者の子弟を対象に行っていて、今年で5回目となりました。今年も100名以上の児童と約60名のボランティアが参加し、生徒たちは6クラスに分かれて、授業を受けました

  • 小学1・2年生:みずのなかのいきもの
  • 小学1・2・3年生:沖縄の地上のいきものと自然
  • 小学3・4年生:カラフルでおいしそうな実験をしよう!
  • 小学5・6年生:脳のしくみとプログラミング
  • 中学生:私たちの生活と科学
  • 幼児(4~6歳児):かがくとふれあおう

 こどもたちは毎日違ったことに取り組むので、今日は何をするのだろうか?と楽しみに教室に通いました。低学年クラスでは、生き物に触ったり、外に出て観察などを行いました。高学年になると、学校の授業ではまだ学んでいないDNAについて調べる実験やロボットを使ったプログラミングに挑戦していました。

 小学1・2・3年生のクラスに参加した恩納小学校3年生の當山拓弥くんは、「蟻研究が楽しかったので、残りの夏休みも蟻について研究したい!」と、楽しそうに話してくれました。

 小学1・2年生クラスを担当したOIST研究員の前田健さんは、「今回のプログラムでは、子供たちの身の回りにいる生き物を、実物を見せながら紹介したので、子供たちの反応も良かったです。また、今回は、初めて川の生き物を扱いました。沖縄の子供たちは海の生き物に触れる機会が多いので、これを機会に川の生き物にも興味をもってもらいたいです。」と語ってくれました。

 こどもかがく教室実行委員会メンバーでOIST地域連携セクションリーダーの照屋友彦さんは、「恩納村役場、OISTの職員・スタッフ・インターンシップの学生の協力により、例年以上にスムーズに運営できましたので、大変感謝しています。今後は、子供たちの選択肢の幅を増やして、毎年楽しめるものにしていきたいと思っています。」と、抱負を語っていました。

(玉木 駿佑)

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