ウェストコート住宅施設 開設
OISTでは新しい赴任者をサポートする一環として、キャンパス内の住宅施設の整備を進めてきました。昨年9月頃に完成した住宅施設のヴィレッジセンターの開設から早や10ヶ月、この度ウェストコートの住宅施設も完成し、この7月より入居が始まりました。計36戸の内、現在13戸の部屋に入居者が生活しています。
ウェストコートの特徴はなんと言っても、緑が多く、とてものどかな雰囲気であることです。中庭には芝生と苗木が植えられ、それを囲うように住宅街が建てられています。2LDKタイプと3LDKタイプの部屋が用意されており、家族で生活する人や、ルームシェアを希望する学生にとっては理想的な条件となっています。施設の内装はヴィレッジセンターの部屋と同様、シンプルかつモダンなデザインで、壁や天井は明るく爽やかな色合いに塗装されています。北側の物件の中の大きな窓からは、谷茶湾の美しい景色が一望できます。施設の外装も落ち着いたトーンの黄色、緑、茶色など、自然と調和するような色使いとなっており、居心地の良い空間になっています。更にバーベキュー用の設備や、子供やペットが遊べる庭、ガーデニング用の庭なども備わっています。
奥さんと赤ちゃんと3人で暮らしているある入居者は、家族団らんのためのスペースがあることが気に入っている、とコメントしていました。また別の入居者は、本当の家のような雰囲気がとても良い。そして、大きなキッチンと自分の庭があることが家族のお気に入りで、中庭で他の入居者と歓談できることも魅力的だ、と話していました。
OISTの住宅施設は、公的施設の建設から運営、資金調達に至るまで、民間にゆだねることで、民間のノウハウと資金を活用して行うPPP(Public‐private‐partnership)事業として運営されています。
ウェストコートでは80~100人の収容が可能です。二年後にはイーストコートの住宅施設も完成予定で、住宅街がすべて完成すると計200世帯が暮らせるようになります。