大型イソギンチャクのHeteractis属とStichodactyla属

大型イソギンチャクのHeteractis属とStichodactyla属

センジュイソギンチャク(左)は、長い触手を持つシライトイソギンチャク(中央)などのHeteractis属に形態が酷似しているため、分類学的にはHeteractis属に分類されているが、実際はカーペットのような短い触手を持つハタゴイソギンチャク(右)などのStichodactyla属に属することが遺伝子情報から明らかになった。また、沖縄県に生息するカクレクマノミ(左と右)は、長い触手の形態に惑わされて分類してしまう人間とは異なり、ハタゴイソギンチャクとセンジュイソギンチャクのみに共生できることから、両種が遺伝的に近い関係であることをさらに裏付けている。

センジュイソギンチャク(左)は、長い触手を持つシライトイソギンチャク(中央)などのHeteractis属に形態が酷似しているため、分類学的にはHeteractis属に分類されているが、実際はカーペットのような短い触手を持つハタゴイソギンチャク(右)などのStichodactyla属に属することが遺伝子情報から明らかになった。また、沖縄県に生息するカクレクマノミ(左と右)は、長い触手の形態に惑わされて分類してしまう人間とは異なり、ハタゴイソギンチャクとセンジュイソギンチャクのみに共生できることから、両種が遺伝的に近い関係であることをさらに裏付けている。
プレスリリース「ニモが住む宿主イソギンチャクの触手から新たな遺伝子情報が明らかに」の関連画像。

日付:
2022年10月19日
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