OISTサイエンスフェスタ2016

このイベントは2016年11月27日に行われました。サイエンスフェスタ2016を取り上げるOISTニュース記事を読む。

日時: 2016年11月27日(日)
10:00~16:00
会場: OISTキャンパス (恩納村谷茶1919-1 MAP

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Poster for Science Festival 2016

 

講演会

10:30-11:30 講堂 (対象年齢:中学生以上)
注意欠如・多動性障害(ADHD)の理解を深める最新の研究
ゲイル・トリップ教授 (OIST発達神経生物学ユニット)
OIST こども研究所の研究は、注意欠如・多動性障害(ADHD)の特性や原因、対処法について理解を深めることを目的としています。 私たちは、ADHDを持つ児童の報酬と罰の頻度の変化に対する感受性に着目し、その結果をどのようにADHDを持つ児童とその家族に役立てることができるか研究しています。

15:00-16:00 講堂 (対象年齢:小学生以上)
太陽系を調べたいと思うのはなぜなのだろう?
藤本 正樹教授 (国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 太陽系科学研究系)
誰でも、星空を見上げたことがあると思います。
誰でも、自分はどうしてここにいるのかと考えたことがあると思います。
誰でも、子供の頃に自転車に隣の街まで行ってみたいと思ったことがあると思います。
太陽系を調べることは、このように自然にわいてくる気持ちの先にあることです。
さらに、今の太陽系の探査は、太陽系における生命存在の可能性というテーマに本格的に取り組むものが中心となってきています。
100年後に振り返った時に、「あの時、始まったのだ」と思う時代が今なのです。
その、太陽系探査の今について、お話をしたいと思います。

10:30-12:00 セミナールーム (対象年齢:高校生以上)
宇宙の未来を語る!JAXAタウンミーティングin沖縄科学技術大学院大学
「社会に役立つ人工衛星」

話題提供者:戸田 謙一 (宇宙航空研究開発機構 第一宇宙技術部門 事業推進部 計画マネージャ)
人工衛星は、私たちの生活の中でいろいろと役立てられており、気象予報、
防災、農業、漁業等、様々な分野で活用されています。
例えば、気象予報においては、「ひまわり」が観測した雲画像をテレビなどで見
ることが多いと思いますが、「ひまわり」以外にも様々な人工衛星が活用されて
おり、JAXAが打上げた「しずく」という衛星のデータも、台風の進路予測や
気象予報で利用されています。
人工衛星が具体的にどのように活用されているか、また今後どのような分野での
利用が期待されているか、気象予報や防災の分野を中心にいくつかの事例を
ご紹介しながら、衛星利用の可能性について話題提供します。
*詳細は【FanFan!JAXA】からご確認いただけます。

13:15-14:15 セミナールーム (対象年齢:全員)
ミツバチと私たちとその歴史
ミケェエウ゛ アレクサンダー准教授 (OIST生態・進化学ユニット)
何千年もの間、人類はハチミツを採集してきました。エジプトの彫刻には、今から4500年前にもさかのぼる時代のハチミツ採集の様子が残っています。その後何世紀もの間、ハチミツ採集は世界に広まっていき、重要性が増してきました。今日では、私たちにとって最も大切な穀物のほとんどがハチによる受粉に頼っていますが、同時に世界的にハチが広がることで、新たなハチの病気やその他の困難な問題も起きています。そのような中、ミツバチは生き残れるでしょうか?本公演では、生物としてのミツバチを探求すると共に、21世紀、そしてさらなる将来において、ミツバチに何が起こり得るかについてお話いたします。

14:45-15:45 セミナールーム (対象年齢:全員)
がん治療に海草からウコンまでーマイクロ・バイオ・ナノ流体ユニット
ジェーム スガルヴィン ケイシー博士(OISTマイクロ・バイオ・ナノ流体ユニット)
沖縄では、研究室や病院で役に立つ、自然で再生可能な素材が豊富に存在しています。
マイクロ・バイオ・ナノ流体ユニットでは、これらの素材のいくつかを科学研究に利用しています。
マイクロ流体技術を取り込みながら、薬物送達の技術やがん治療を発展させる研究について、いくつかの例をお見せしたします。

13:00 -14:00 講堂 (対象年齢:全員)
科学実験ショー
~私たちの身のまわりにある物理~

講師: ジェームス・シュロス (OIST学生)
「なんで風船が割れるの?重力の秘密って?-196度の世界ってどんな世界?」 注意深く見てみると、私たちの身の回りではとてもスゴイことが起きています。さぁ!!みんなで一緒に不思議な物理学の世界を探検しよう!!

①10:30-11:00 ②11:30-12:00 ③12:30-13:00
④13:30-14:00 ⑤14:30-15:00 ⑥15:30-16:00
第1研究棟 (対象年齢:10歳以上)
最先端研究機器の気軽な話
講師:島貫瑞樹博士 (イメージング&機器分析セクション マネージャー)
OISTで使われている先進の研究機器を紹介します。簡単でわかりやすい気軽なトークです。皆さん立ち寄ってね。

科学者と語ろう!サイエンスカフェ

(対象年齢:中学生以上)

14:00-15:00 第3研究棟
脳細胞の「言葉」を解読
スピーカー:ザカリ・タウフィック(OIST細胞分子シナプス機能ユニット・ポストドクトラルスカラー)
ヒトの脳には何十億という数の神経細胞が存在します。これらの神経細胞はシナプスと呼ばれる結合部でつながっており、その数は数兆個にもなります。シナプスでは常に信号のやり取りがおこなわれていて、その信号を解読することは、私たちが生きていくために欠かせない知能や記憶といった脳機能の謎を解くカギとなるかもしれません。その解明に向けた有効なアプローチとは・・・。

10:45-12:15 Lab 3
OKEON美ら森プロジェクト〜沖縄の未来に、いま僕らができること〜
スピーカー:吉村 正志 (OIST生物多様性・複雑性研究ユニット・スタッフサイエンティスト)
スピーカー:刀禰 浩一 (沖縄市立郷土博物館 学芸員)
OISTが牽引する「OKEON美ら森プロジェクト」。沖縄の環境を調べて未来へ活かすことを目指して、環境調査とそれに関わる人たちのネットワークは沖縄本島全域に広がる。一方で、地元で地に足をつけて腰を据えた活動を展開し、地元の自然と人をつなぐ博物館。そして、自然環境を未来の世代へと受け継ぎたいと考える沖縄のみなさん。3者が沖縄の未来のためにできること、一緒に考えてみませんか?

科学プログラム

水の上を歩く?! 

水の上を歩くためには?自分の目でたしかめてみよう!

液体窒素で実験しよう 

とてつもないくらいのさむ~い温度を経験したことがありますか?-196度の世界ではどんなことが起こるのか見てみよう!とっても温度の低い世界では、「超伝導」といわれる現象を観察することができたり、身近な物の性質がかわったり、おもしろいことがたくさん起きます。まずはマシュマロを使って、その極低温の世界で実験してみよう。
体験
展示

スライミースライムを作ろう!

身の回りにある簡単なものでスライムを作れるって知ってましたか?あっという間にできちゃうスライムをみんなで作りましょう!
体験

科学者になろう!

実験器具を使ったりペーハーレベルを計測したことはありますか?ここでは科学者の気分を味わうことができます!
体験

ロボットの手を借りて乗り越える研究の壁

ロボットがどのようにOISTの研究活動の支援をしているのか見てみましょう。
展示

コンピューターの世界に触れてみよう 

スーパーコンピューターや様々なコンピューターの世界にふれてみよう。体験コーナーもあるよ。
体験
ラボ

研究公正と安全衛生について 

最先端の研究を行うには、安全に研究を行える環境づくりが不可欠です。このブースではOISTでの研究の安全を守るお仕事について紹介します。
展示

電子顕微鏡に広がる不思議な原子の世界へ探検しましょう 

人間の体もそうですし、この世界にある全ての物質は分子と原子から成り立っている事を知っていますか?加速電圧200KeVのクラスにおいて、世界一の空間分解能(0.078nm)を持つ透過型電子顕微鏡を用いて原子の世界を覗いて見ましょう。
体験
ラボ

アリのふしぎとOKEON美ら森プロジェクト 

アリは1万2千種以上の種類が確認されているって、知っていましたか?ありふれた虫に見られがちですが、アリは、一般の人々だけでなく、研究者をも魅了する、実はとても興味深い生き物です。社会を作って生活していることもその一例。まるで私たち人間のように、それぞれが違った役割を果たすことで、全体の大きな仕事を達成します。実はとても奥の深いアリの世界を体験してみましょう。
沖縄の人たちと共に頑張る、環境モニタリングプロジェクト「OKEON美ら森プロジェクト」の取り組みや成果も展示!
体験
展示

実験室をのぞいてみよう 

OISTのG0細胞ユニットが利用する研究室を特別に開放。普段科学者たちが使う実験道具や実験機器の紹介、G0細胞ユニットの研究紹介をいたします。
ラボ

学習するロボットとふれあおう! 

ロボットがどうやって学習するか知ってる?ロボットと遊びながら学んでみよう!
体験
ラボ

ミツバチの巣箱観察 

女王蜂や働き蜂はどのように社会を作っているのか、ハチの巣箱の中の世界をチラっとのぞいてみよう!もちろんハチに刺されることはないのでご心配なく!
展示

ゼブラフィッシュの紹介 

生物学の研究でモデル生物として使用されているゼブラフィッシュの紹介と、このゼブラフィッシュを用いた神経発生ユニットの研究を紹介をします。
展示
体験

紙とペンで脳神経科学者になってみよう!

脳神経科学は、紙とペンを使って研究が始まったことを知ってますか?みなさんも同じように紙とペンを使って研究をしてみましょう!
体験

わくわくプログラミング 

「スクラッチ」というプログラミングソフトを使って、ネコや、魚、ドラゴン、騎士達と一緒にゲームの作り方、アニメーションについて学ぼう!
体験
チケット

OISTでのお仕事紹介

OISTで働く職員はは研究者・学生だけではありません。研究・大学の運営を支える職務が満載です。お気軽にブースにお越しください!
体験

物理と数学によって作られるおもしろい形 

(1)シャボン玉の世界:せっけん膜が作る形と力を体験しよう!
(2)マグネットボールと立体パズル:磁石の力で立体構造を作ろう!
展示
体験

光で実験だ!

望遠鏡を覗くとどうして遠くのものが近く見えるのでしょうか?光とはなんでしょうか?目で見えるているものを「透明」にすることはできるのでしょうか?光の世界を冒険してみましょう!
体験

余った電気は、お隣さんへおすそ分け 

自分の家で発電した電気は自分の家で消費して、あまったらお隣さんへおすそ分け。OISTで取り組んでいるエネルギーの地産地消のプロジェクトを紹介します。未来の家、街のエネルギー、車は どのようになっていくのか?いっしょに考えましょう。電子回路ペンによる簡単工作も予定!
展示
体験

線虫って何だ!?正体を探れ! 

線虫「シー・エレガンス」って何だ?
知らない?それなら、顕微鏡でのぞいてみよう!
体験

見えているけど見えていない!? 

頭足類(イカ・タコの仲間)はカモフラージュの専門家です。どうやって天敵から身を隠すのでしょうか。カモフラージュの原理とはどういうもので、色々な動物はどうやってそれを達成しているのでしょうか。錯視・錯覚など、目はどうやってごまかされるのでしょうか?
展示
体験

まだまだたくさんのプログラムを準備しています。お楽しみに!

OIST博士課程プログラムについて

「OISTではどういった勉強ができるの?」「OISTにはどのように入学するの?」入学案内や学生生活について、様々な情報をご提供いたします。

フード屋台

  • coco bagel
  • 我空我空(わんからわんから)
  • Burger Shop H&M 
  • アントレ
  • GOZZA
  • インド料理SHIVA
  • ごはん屋 de SU-SU-SOON
  • レッカルネイユン
  • 沖縄そば屋ふくぎ
  • オールドスパイス
  • ちゅら海カフェかふう
  • パーラーサオコマ
  • カフェバーGoMe
  • 屋台ラーメンまるかみ
  • タコラcafeキジムナー
  • 心の宿
  • DOSHA
  • 株式会社SHINKA
  • あぐーの隠れ家

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