OISTポッドキャスト

Prof. Satoshi Mitarai, talking at a lecture
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沖縄の海で挑む多種多様な研究プロジェクトで沖縄に貢献をしていきたい
「沖縄という場所は、海洋研究するには非常に良い場所だなと思いました」と語るのは、ワシントン大学で流体力学を学び、カリフォルニア大学サンタバーバラ校で海洋の応用研究を行っていた御手洗哲司教授。OISTを初めて訪れた当時の様子を振り返ります。2009年からOISTで海洋生態物理学ユニットを立ち上げ、今は研究担当ディーンとしても活躍する御手洗教授は、沖縄の自然環境を活かした研究を展開しています。テーマはサンゴ礁や深海の熱水噴出孔など多岐にわたります。 御手洗教授は、沖縄に貢献できる研究を目指し、様々なプロジェクトを推進しています。例えば、NTTおよびその他国内外の研究機関と共同で自律型海洋ロボットを用いた台風の直接観測を行い、台風の目の直下でデータを収集して予測精度の向上を目指しています。 さらに、海洋によるCO2吸収のプロセスを理解し、人工的に強化する方法を探る研究や、第十一管区海上保安本部および那覇海上保安部と協力して離岸流の予測システムを開発し、リアルタイムで波の状態を監視するプロジェクトも進行中です。 「様々な研究分野を融合した新しい海洋研究を生み出したい」と語る御手洗教授。沖縄への貢献についても、「海の安全向上、そして産業化にもつながる研究をしていきたい」と熱意をもっています。 インタビュアーは、沖縄県内で活躍するラジオDJ、ナガハマヒロキさん。収録は2024年1月に行われました。     OIST 海洋生態物理学ユニットについて: https://www.oist.jp/ja/research/research-units/mbu     OIST COI-NEXT グローバル・バイオコンバージェンスイノベーション拠点紹介のウェブサイト(英語のみ):  https://www.oist.jp/coi-next     共創の場形成支援プログラム COI-NEXTについて(外部リンク  https://www.jst.go.jp/pf/platform/https://www.jst.go.jp/pf/platform/)  
2025年4月1日
Rodorigues and members of the project
OISTポッドキャスト
沖縄の漁師たちが見る未来
沖縄科学技術大学院大学(OIST)の 複雑性科学と進化ユニット(ウルフ・ディークマン教授)に所属する人類学者、ジャミラ・ロドリゲス博士は、沖縄の漁業者と協力し、彼らがどのように気候変動を捉えているのか、そして彼らの幸福に最も影響を与える経済的、社会的、環境的な要因を特定するための研究を進めています。 今回、沖縄でラジオパーソナリティなどとして活躍するナガハマヒロキさんが、ロドリゲス博士と、博士の研究に協力する二人、沖縄県宜野座村漁業協同組合長の仲栄真三七十さん、そして、ロドリゲス博士のアシスタントとして活躍する仲川沙織さんにインタビューしました。 このポットキャストエピソードでは、ロドリゲス博士がなぜ沖縄の漁師の生活に興味を持ったのか、漁師たちが直面する課題は何なのか、そして3人が目指すプロジェクトの方向性は、などについてそれぞれ語ってもらいました。     複雑性科学と進化ユニット(ウルフ・ディークマン教授)について: https://www.oist.jp/ja/research/research-units/cse     OIST COI-NEXT グローバル・バイオコンバージェンスイノベーション拠点紹介のウェブサイト(英語のみ):  https://www.oist.jp/coi-next     共創の場形成支援プログラム COI-NEXTについて(外部リンク https://www.jst.go.jp/pf/platform/)
2025年2月5日

沖縄科学技術大学院大学 (OIST)が最新の科学技術をお届けする、OISTポッドキャストへようこそ!

各エピソードでは、様々なゲストをお迎えします。彼らの研究室に飛び込み、研究が、世界にもたらしている変化についてもお話しを伺います。

ゲストには、世界中からの著名な科学者や、ここ沖縄で最先端の発見をしている研究者らを迎えます。

最新科学のを簡潔にわかりやすく紹介し、さまざまな科学研究が社会に与えている影響について話します。

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