ニコラス・ラスカム

ケンブリッジ大学にて自然科学の学位を取得後(1993-1996)、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンにてJanet Thornton博士のもと、DNA結合タンパク質の特異性の基礎に関する研究を行い、構造生物学の博士号を取得(1996-2000年)。その後、Mark Gerstein博士と共にAnna Fuller Fund博士研究員としてイェール大学に移り、酵母の遺伝子制御に特に重点を置いたゲノム研究に移行(2000-2004年)。自身の最初の研究グループをEMBL-European Bioinformatics Instituteにて立ち上げ(2005-2012年)、ゲノムと遺伝子制御の研究を継続した。2012年にロンドンに帰国し、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの計算生物学講座およびフランシス・クリック研究所のウィントン・シニアグループリーダーに着任。2021年には、ゲノム・遺伝子制御システム科学ユニットの教授としてOISTに着任し、翌2022年から2024年まで研究科長を務めた。OISTでの着任を機に、海洋プランクトンのゲノミクスを研究している。

経歴
ニコラス・ラスカムの写真
ニコラス・ラスカム
教授
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(博士)
ケンブリッジ大学(学士、修士)
他の教員