ぶりぶし(群星)フェローシップ2025
「ぶりぶし」とは、ウチナーグチ(沖縄語)で「群星」を意味しています。本フェローシップの立ち上げ及び当初の運営資金には、J-PEAKSの補助金が利用されています。
本フェローシップは、テニュアトラック教員を目指す有望な研究者を後押しするため、早期自立の機会を与えることを目的とした研究代表者のポジションです。OISTは、教員・研究者を目指している日本の方々にとって、本フェローシップがもっとも名誉のある魅力的なポジションの一つとなることを望んでいます。
本フェローには、アシスタント・プロフェッサーと同等の給与、年額1千万円までの研究費と研究リソースが提供されます。研究費は、スタッフの雇用や各種研究活動などに対して、柔軟に使用することができます。本フェローには、研究活動への追加支援を得るため、FORESTや科研費などの外部資金への積極的な応募が推奨されます。
* 本フェローが利用可能な研究リソースには、Core Facilitiesの利用、共有のミーティングスペース、デスクスペースが含まれます。ウェットラボ設備を備えた専用の研究スペースはご利用いただけませんのでご了承ください。Core Facilities内の研究設備は、こちらでご覧いただけます。
沖縄科学技術大学院大学は、世界の科学技術の発展に貢献し、沖縄でのイノベーションの拠点となるために2011年に設立されました。5年一貫制の博士課程教育を提供し、国を超えて、分野を超えて、優れた研究者が共同で、最先端の科学研究を行っています。
85 ヘクタールの敷地に広がる大自然の中に設立され、美しい海岸とサンゴ礁を見下ろす場所に位置します。キャンパスは建築学的観点から見ても印象的なこだわりが施され、その自然の中にある大学施設を際立たせています。学部の壁を作らないことで、学際的な研究成果を生み出せる環境を提供し、また学内の誰もが、最高水準のリソースへのアクセスと研究機器の利用が可能で、共同研究に生かせるような仕組みを整えています。
学内では英語を公用語とし、50 ヵ国以上から集まる研究者コミュニティは真の国際性を保持しています。OISTは科学技術の革新、そして沖縄の経済発展の原動力となるイノベーション創出に取り組んでいます。
1.独立した研究活動の実施
-研究計画書に沿った研究デザイン、計画、プロジェクトの遂行
-研究グループの主導、効率的なマネジメント、メンタリングの実施(該当する場合)
2.プロフェッショナル・ディベロップメントへの参加
-キャリアの可能性と影響力を高めるためのワークショップ、トレーニング、協力の機会への参加
(必須)
2025年2月28日時点で日本の研究機関で勤務または学習しており、2025年9月1日時点で博士号を取得後8年未満である研究者*。
* 以下の者にも応募資格がございます。
- 2025年9月1日までに博士号を取得見込みの者
- 博士号を取得後、育児や病気などによるキャリアの中断を除いた期間が8年未満である研究者。
モデル年俸: 700万円~1000万円
*モデル年俸は募集職種の年俸レンジを示しています。実際の年俸額は本学園の規程に基づき経験・スキルに応じて決定されます。
- 赴任手当、住宅手当、通勤手当
- 社会保険完備(私学共済、雇用保険、労働災害保険)
- チャイルドディベロップメントセンター
- 学校教育情報
- 日・英ランゲージクラス
- リソースセンター (沖縄での生活サポート)
- リモートワーク制度
応募書類(すべて英文)
- 経歴、将来の目標、評価基準との適合性を説明したカバーレター
- 採用後5年間の研究計画書(2~3ページ)*
- 履歴書及び職務経歴書
- 推薦状(2通)
* 研究計画書は、分野外の研究者でも理解できるように作成してください。ウェットラボ設備を備えた専用の研究スペースはご利用いただけませんのでご了承ください。研究のために必要な機器類等を記載してください。
* 採用情報を最初にどこでご覧になったか記載してください。
* 本学では勤務開始前にバックグラウンドチェックを行います。内々定の受諾後、以前の勤務先情報や学歴を含むいくつかの個人情報を本学へ提出いただきます。
応募方法
応募はこちらから。
応募にあたっては、(1)経歴、将来の目標、評価基準との適合性を説明したカバーレター、(2)採用後5年間の研究計画書(2~3ページ)*、(3)履歴書及び職務経歴書を、Interfolioを通じてご提出ください。
* 研究計画書は、分野外の研究者でも理解できるように作成してください。ウェットラボ設備を備えた専用の研究スペースはご利用いただけませんのでご了承ください。研究のために必要な機器類等を記載してください。
さらに、2名の推薦者に、Interfolioを通じて推薦状を提出してもらえるよう、ご依頼ください。提出方法の詳細は、以下のウェブページをご参照ください。
提出方法
●応募者
●推薦者
Providing Letters of Recommendation
評価基準
- A record scientific excellence and creativity at the highest level for their career stage, with potential for continued success.
- High potential and demonstrated capacity for leading independent research.
- Early career stage, with considerations for career interruptions due to childcare, illness, etc. It is expected the fellowship will be a stepping-stone to a junior faculty position in Japan or beyond.
- A research plan that is appropriate for the resources provided, considered in context of the support systems at OIST which will be available to fellows (e.g. core facilities).
- The research plan should have distinct goals from existing units' programs and demonstrate new, independent research.
- Collaborative work with OIST units is encouraged, provided the fellow is the intellectual driver of the main project.
- 沖縄科学技術大学院大学(OIST)では、ポジティブ・アクション(積極的改善措置)を採用しており、教員、学生及び職員の多様性を尊重しています。
- 応募書類は機密情報扱いとし、応募書類は返却されません。登録された個人情報は、採用選考目的でのみ使用します。
- 募集者:学校法人沖縄科学技術大学院大学学園
- 受動喫煙防止措置:屋内禁煙
- 兼業に関する本学園の方針は「情報公開-10.その他情報公開-3.兼業」をご確認ください。
- 個人情報保護に関する基本方針について
- 詳細は本学園のホームページ参照
本フェローシップの初回の任期は3年とし、学内審査を経て十分な進捗が認められた場合は、2年間延長することができます。
9:00 - 17:30 専門型裁量労働制(1日7時間30分働いたものとみなされる)
休日
土・日・祝日,年末年始(12 月 29 日~1 月 3 日)
休暇
年次有給休暇、夏季休暇、傷病休暇、特別休暇
時間外労働
専門型裁量労働制:専門業務型裁量労働制により、7時間30分労働したものとみなされます。
ご応募頂きまして、誠にありがとうございます。選考の後、合格者には5月末日までにご連絡をいたします。
採用予定日
2025年9月1日または2025年10月1日