日本の未来と科学の可能性を探るトークシリーズ、「OIST Talks」― 見どころをご紹介

皆さんは10年後の日本をどのように想像していますか?そして、日本の未来になにを望んでいますか? 

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皆さんは10年後の日本をどのように想像していますか?そして、日本の未来になにを望んでいますか? 

動画トークシリーズ「OIST Talks」では、日本の未来にまつわる4つの課題をテーマに、沖縄科学技術大学院大学(OIST)のピーター・グルース学長と各界のリーダーたちが対談。本記事では、各トークの見どころについてご紹介します。 

ウーマノミクス提唱者 キャシー松井 × ピーター・グルースが語る、
日本におけるダイバーシティの役割 

世界経済フォーラムが発表した最新の各国の男女平等度ランキングによると、日本は先進国中で最低水準である116位であることが明らかになりました。MPower Partners CEO兼ジェネラルパートナーを務めるキャシー松井氏は「日本の戦略として、中学校・小学校の段階から、女性の社会進出を推進する取り組みが必要です」と語ります。本トークセッションでは、日本におけるダイバーシティの課題や役割について探ります。 

世界視野を持つビジネスリーダー 新浪剛史 × ピーター・グルースが語る、
産学連携が日本の未来にもたらす可能性 

「夢とサイエンスはリンクしていて、その夢を実現するのが、産業界としての社会の役割だと考えています」とサントリーホールディングス代表取締役の新浪剛史氏は話します。これからのアカデミアと産業界の連携の在り方や、日本がさらなるイノベーションを生み出すために取り組むべきことを語ります。 

既存の枠組みにとらわれないデータサイエンティスト 宮田裕章 × ピーター・グルース が語る、
科学技術との向き合い方 

今の小学生たちが将来携わる仕事の65パーセントはまだ存在していないといわれる中、日本はいかに競争力を高め成長していくべきなのでしょうか?「新しい科学技術を社会の中に実装しながら次の世界を目指す、ということがこれまでできていない」と慶應義塾大学教授の宮田裕章氏は日本社会の科学技術に対する姿勢が課題だと指摘します。日本のアカデミアの課題や、これからの科学技術との向き合い方について探索します。 

巨大組織のガバナンス改革を実現した 石村和彦 × ピーター・グルースが語る、
日本の研究の底力 

「失敗した時のことを考え、チャレンジを避ける人が多いと感じます。失敗しても大丈夫、というサポートする仕組みが重要だと考えています。」そう語るのは、日本最大級の研究機関、産業技術総合研究所で理事長兼最高執行責任者を務める石村和彦氏。本トークでは、日本の研究力における課題や、イノベーションにつながる研究を促進する環境づくりについて語ります。 

 

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