量子物質科学ユニット ポストドクトラルスカラー

The position

沖縄科学技術大学院(OIST:www.oist.jpを参照)は、沖縄県にある、革新的モデルを目指す科学技術に特化した大学院大学です。本学は、85ヘクタールの敷地に広がる大自然の中に設立され、美しい海岸とサンゴ礁を見下ろす場所に位置します。キャンパスは建築学的観点から見ても印象的なこだわりが施され、その自然の中にある大学施設を際立たせています(OIST campus video tour)。学部の壁を作らないことで、学際的な研究成果を生み出せる環境を提供し、また学内の誰もが、最高水準のリソースへのアクセスと研究機器の利用が可能で、共同研究に生かせるような仕組みを整えています。学内では英語を公用語とし、50ヵ国以上から集まる研究者コミュニティは真の国際性を保持しています。OISTは、教育および研究における卓越したモデルとして、世界の学術界からの認知度が急速に高まっています。

ユニット概要:

量子物質科学ユニットでは、ディラック電子物質、超伝導物質、2次元層状物質、強相関物質などの興味深い物質に着眼し、次世代ナノデバイスの基盤となるような新しい物理現象を探求しています。量子状態の直接イメージングを可能にする先端分光と物質合成をフィードバックさせながらフットワーク良く研究を進められることが本ユニットでの楽しいところであり、強みでもあります。

About OIST

The Okinawa Institute of Science and Technology Graduate University was established in 2011 to contribute to the development of science and technology worldwide and to serve as a hub of innovation in Okinawa. OIST is a dynamic new graduate university of science and technology in Okinawa Prefecture, Japan which offers a 5-year PhD program and brings together outstanding researchers from across the country and across disciplines to conduct cutting-edge scientific research.

The university is located on 85 hectares of protected forestland overlooking a beautiful shoreline and coral reefs. The campus is striking architecturally, and the facilities are outstanding. To facilitate multidisciplinary research, there are no academic departments. Outstanding resources and equipment are provided and managed to encourage easy access and collaboration.

English is the official language of the University, and the university research community is fully international, with more than 50 countries represented. OIST is rapidly gaining recognition in the worldwide academic community as a model for excellence in education and research, and our unwavering commitment to scientific and technological innovation is dedicated to generating progress that will fuel Okinawa's economic growth.

Responsibilities

量子物質科学ユニットでは、磁性金属、トポロジカル絶縁体、超伝導体、熱電物質などにおける新奇物性の開拓を目指しています。結晶合成にはじまり、輸送特性評価や電子状態計測に至る実験アプローチを臨機応変に駆使しながら物性研究を推進していきます。新研究棟の低振動フロアでの実験にあたり、以下の適任者を募集いたします。

Qualifications

<必須>

博士号取得者

低温・超高真空下における走査トンネル顕微分光か光電子分光を基軸とした十分な経験と実績を有する方を募集いたします。また、電子状態計測の結果をラボ内で迅速に試料合成にフィードバックできることに意義と楽しさを感じていただける方であり、エピタキシャル薄膜やバルク単結晶の合成と新奇物性の開拓の経験(もしくは、着任中における習得に意欲)もあることが望ましいです。さらに、様々なバックグラウンドを持つ国際色豊かなメンバーと共に研究を遂行することに意義を感じ、ユニット内のメンバーと英語で建設的なコミュニケーションができる必要があります。

Compensation and Benefits

本学園の規程に基づき経験・能力に応じて支給する。

ポストドクトラルスカラー:
モデル年俸:450万円~590万円 
 

Submission Documents

1. カバーレター(和文及び英文)
2. 履歴書及び職務経歴書(和文及び英文)
3. 照会先3名の氏名・連絡先(内一名は前職の上長であること)

応募方法:

応募書類を下記電子メールアドレス宛に送信ください。

yoshinori.okada@oist.jp

※採用情報を最初にどこでご覧になったか記載してください。

Declaration

      沖縄科学技術大学院大学(OIST)では、ポジティブ・アクション(積極的改善措置)を採用しており、教員、学生及び職員の多様性を尊重しています。

      応募書類は機密情報扱いとし、応募書類は返却されません。登録された個人情報は、採用選考目的でのみ使用します。

      募集者:学校法人沖縄科学技術大学院大学学園

      受動喫煙防止措置:屋内禁煙

      兼業に関する本学園の方針は「情報公開-10.その他情報公開-3.兼業」をご確認ください。

      個人情報保護に関する基本方針について

      詳細は本学園のホームページ参照

Job Type
Postdoc
Starting Date
As early as possible
Employment Term

常勤、6ヶ月の試用期間を含む2年間の任期制雇用
更新可(業績評価、勤務態度並びに本学の財務その他の状況により判断)
 

Working Hours

勤務時間:9:00-17:30 (裁量制)

 

休日:
土・日・祝日,年末年始(12 月 29 日~1 月 3 日)

 

休暇:
年次有給休暇、夏季休暇、傷病休暇、特別休暇

 

時間外労働: 
専門型裁量労働制:専門業務型裁量労働制により、7時間30分労働したものとみなされます。
 

Report To
Yoshinori Okada, Assistant Professor, Quantum Materials Science Unit
Job Location
Main Campus: 1919-1 Tancha, Onna-son, Kunigami-gun, Okinawa
Application Due Date
Applications will be accepted until all positions are filled.
*Application will be closed once the position is filled.
If you have any question, please contact us