SHIMA 2024

沖縄県内の高校生が島の持続可能性について学ぶ

SHIMA 2024

2024年8月13日~15日、STEM(科学・技術・工学・数学)、SDGs(持続可能な開発目標)、島の持続可能性への関心を育むことを目的とした毎年恒例のワークショップ「SHIMA」が開催されました。沖縄県内の高校から約60名の応募があり、審査を通過した27名の生徒が参加しました。

3日間のワークショップでは、生徒たちはOISTの博士課程の学生、及び農業、海洋保護、観光に携わる地元の専門家の方々による講義を受講しました。
初日は、那覇米国総領事館による「米国における奨学金や高等教育の機会」に関する説明会で幕を開けました。 2日目には、OIST海洋気候変動ユニットの学生が、科学研究の観点から持続可能性に関する講義を行いました。 また、参加者はサンゴ礁を観察するフィールドトリップや、地元の漁港を訪れ、衰退しつつあるサンゴ礁の再生に向けたサンゴの植え付けについて学びました。 最終日には、赤土流出防止対策について学び、地元の農地にあるミツバチの巣箱を見学しました。 ワークショップの最終日には、生徒たちはワークショップで学んだことをグループ毎にまとめ、発表しました。
多くの専門家やアシスタントの方々のご協力により、参加者たちは充実した学びの機会に満ちたプログラムを体験することができました。


本ワークショップは、OISTが主催し、在沖米国総領事館、JTA日本トランスオーシャン航空の資金援助を受けて実施いたしました。

 

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