参加者の声: 髙橋陸央さん

今回はニコラス・ラスカム先生率いるGenomics and Regulatory Systems Unit(ゲノム・遺伝子制御システム科学ユニット)でのリサーチインターンシップに参加された髙橋陸央さんにお話しを伺いました。

Keio RI - Rikuo Takahashi

1.このプログラムへ応募したきっかけや経緯をおしえてください。

私は慶應で所属している研究室でほぼ独学でバイオインフォマティクス学び、それを用いて研究を行なっていました。当時はバイオインフォマティクスを勉強できる研究室を探しており、またOISTを大学院の進学先の候補として考えていたため、本プログラムに応募しました。

2.参加前の想像と、実際に参加してみてどうだったかをおしえてください。(良い点、改善できる点もあれば併せてお願いします。)

 参加する前はどのような生活になるのか不明な点が多く不安でした。特に事前に研究室のメンバーと連絡が取れず、研究の準備があまりできなかったことが一番の不安要素でした。また食事や移動手段なども実際にOISTに来るまで想像がつきませんでした。しかし、インターン開始後は指導教員とインターン期間中の研究活動について十分に話し合う時間があり、充実した生活を送ることができました。日常生活に関してもルームメイトの助けもあり、特に問題なく過ごすことができました。
 改善点としては、事前にプログラムに関する説明がやや不十分だった点が挙げられます。全体向けのリサーチインターンの情報はインターネット上で見つけることができましたが、本インターンに関する情報はありませんでした。具体的なインターンの流れや他の学生の生活についての説明があると事前の準備等に役立つと思います。

3.OISTリサーチインターンとしてどのような1日をすごしていますか?髙橋さんの1日をおしえてください。

8:30起床、朝食
9:00作業開始(主にプログラミング)
12:00研究室のメンバーとランチ
13:00作業(週に1〜2回指導教員とミーティング)
17:30 帰宅(帰宅前にジムや買い物に行くことも)
18:00 夕食
21:00 勉強(英語や研究分野に関わること)
23:00 就寝

4.週末はどのようにすごしていますか?

週末は主にユニットメンバーやルームメイトと過ごしていました。具体的にはシュノーケリングに行ったり、石川の体育館でスポーツをしたりしました。車を借りてドライブしたこともありました。それ以外の時間は掃除、洗濯、買い物などの家事やプレゼンテーションの作成などの作業をしていました。
 他にはGrand line(OIST近くのバー)やThe Gardensの共用キッチンで行われたパーティーにも参加しました。そこでは他のインターンや博士課程の学生と交流でき、知り合いを作る良い機会になりました。

5.その他(自由欄)

 総じて今回のインターンでは研究、学生生活ともに非常に充実した経験を得ることができました。自然に囲まれ設備も整ったキャンパスではストレスなく研究に打ち込むことが可能でした。所属したユニットの指導体制もとてもしっかりしており、2ヶ月という短い期間でありながら想像以上の成果が上げられたと感じています。また学生同士や他のユニットとの交流も盛んで、週末やランチタイムに話す機会があったことは、閉鎖的な環境の慶應の研究施設から比べるとかなりのカルチャーショックでした。
 最後にこのような貴重な機会を提供していただいたユニットメンバーやOISTの職員の皆様に心より感謝申し上げます。今後もこのインターンがより良いものになることを願っております。

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