沖縄電力株式会社と連携推進に関する覚書を締結

この度、沖縄科学技術大学院大学（OIST）と沖縄電力株式会社は、連携推進に関する覚書を締結しました。

本覚書では、以下の事項について、双方の幹部レベルの承認と研究開発案件管理を含む多層的連立の確立を目指し、情報交換および協議を進めていく予定です。

1. カーボンニュートラル社会への持続可能なエネルギーに関する研究とイノベーション
2. カーボンニュートラル社会へ貢献する先行研究及び新技術の共同開発
3. 沖縄での持続可能なエネルギー実証基盤の構築
4. その他両者の利益に資する関連事項

2024年3月21日に沖縄電力本店で行われた締結式において、 OISTのカリン・マルキデス学長兼理事長は、「OISTは、地域、国内、海外の多様なステークホルダーが集い、非競争領域における連携を促すことで、先進的な技術を開発し、カーボンニュートラルを実現するためのプラットフォーム、テストベット（実証実験の場）、交流の場としての役割を果たすことを目指しています。沖縄電力をはじめとする地元企業との協力を通じて、知識とリソースを結集し、意義深い変革をもたらすことを期待しています」と連携への期待を示しました。

続いて、沖縄電力の本永浩之代表取締役社長は、「沖縄電力は、2050 CO2排出ネットゼロの実現に向けたロードマップを公表し、県内エネルギー事業者としての社会的責任を果たすべくこれまでに培ったおきでんグループの総合力を発揮し、カーボンニュートラルの実現に向けて取り組んでいるところです。脱炭素及び持続可能な社会の実現に向け、OISTと連携し互いの強みを活かし、脱炭素の課題解決の加速化と世界の島嶼地域が抱える課題解決に向けて、共に新たな挑戦と取り組みを推進してまいりたい」と意気込みを語りました。

写真：(左) OIST学長兼理事長 カリン・マルキデス、(右) 沖縄電力代表取締役社長 本永 浩之 

締結式の写真はこちらからもご覧いただけます。