COVID-19新型コロナウイルス最新情報(2020年3月18日)
現在までのところOISTコミュニティにはCOVID-19の症例はなく、また、沖縄はアジアで最も影響を受けていない地域の1つであり、確認された感染は3件のみで、封じ込め策も効を奏しております。OISTではCOVID-19は発生しておらず、この状態を維持するために重要な措置を講じてまいりました。引き続きこの状況を維持するには、OISTに住み、働くすべての人が継続的にこの問題に関わっていく必要があります。大学とコミュニティの皆さまのリスクを最小限に抑えるため、感染防止対策、および出張やと旅行の変更など、できる限りのことを実行することにより、良い状態を保てることになります。
従って、国内ガイドライン及びCOVID-19コロナウイルスの国際的な蔓延に対応するため、OISTは現在、以下の措置を講じております。
- 数週間前より、学校見学、コミュニティ訪問、訪問団、会議およびワークショップ、一般公開の文化イベントを含むOISTへの一般訪問は、キャンセルまたは延期しております。本措置は、少なくとも4月29日まで有効であり、4月30日以降のイベントについては、現在検討中です。
- OISTへの海外からの渡航については、例外的な状況でのみ許可されております。その場合においても、OISTへの必須訪問者、及び海外から帰国する教職員(およびご家族の皆様)は、学外で14日間「自宅検疫」する必要があります。
- OIST教職員によるすべての海外出張は、なるべく避けて頂くようお願いします。さらなる通知がされるまでは、特別な状況下でのみ出張可能とさせて頂きます。 OISTは、教職員またはゲストの海外出張のキャンセルにより発生する、研究ユニット及びディビジョンの経費を負担いたします。
- 海外からOISTに戻るOISTコミュニティメンバー(教職員及び家族、その他の全ての同居している方々)、およびOIST教職員を訪問する海外からのゲストは、14日間「自宅検疫」する必要があります。
- 「自宅検疫」とは、OISTコミュニティと可能な限り離れて生活し、健康状態が明らかになるまで最大限不必要な接触を避けることを意味します。その間、キャンパス内の建物やオフィスに入ることはできません。OIST教職員は、上司との合意があれば自宅で仕事をすることができます。 友人や同僚の方々は、食料やその他の必需品や医薬品の購入の支援をお願いします。COVID-19はデータによれば、高齢者および既存の病気がある方々に特に深刻な影響を与えることが示されています。該当する方々は特別な注意を払い、公共の場に出ないようにしてください。
国内出張に関しても、さらなる措置を講じることとなりました。教職員の方々は、絶対に不可欠な出張以外は、国内であっても避けてください。 OISTと省庁および内閣府とのOISTとの協議は、東京で行われなければなりませんが、こちらも引き続き検討中となっております。沖縄から日本の他の地域に出張した教職員やコミュニティの皆様の場合は、14日間、健康状態を注視してください。 37.5度以上の発熱があった場合や、咳などの風邪の症状がある場合は、仕事に行くのを控え、医師のアドバイスを求めてください。
OIST教職員は、通知があるまで、科学関連の講演会、セミナー、定期会議、ピアエンゲージメントイベントのための出張は行わず、可能であればすべてバーチャル会議で代替してください。
健康管理・感染予防対策にも引き続きご留意ください。頻繁かつ適切な手洗い、消毒ジェルやウェットティッシュの使用、咳をするときは、口と鼻をハンカチ、布、または袖で覆う等の対策を取ることで、ウイルスの拡散を抑制することができます。
事態は急速に変化している状況であり、この困難な状況においてOIST教職員、コミュニティ、海外の学術界・産業界のパートナー、皆さま方の忍耐とご理解に感謝いたします。
引き続き状況を注視しながら、勧告に変更があればすぐにお知らせいたします。もちろん必要に応じ、対処のレベルを上げる可能性もあります。 現在OISTは、世界中の多くの機関よりも、適切なレベルで研究および教育活動を継続できる立場にあり、皆様からの支援を頂きながら、この状態を維持するために可能な限りのことを行う所存です。