OISTに幼い児童のための新施設
沖縄科学技術大学院大学の新しいチャイルド・デベロップメント・センター(CDC)では、教職員・学生の子どもたちの受け入れ準備が整いました。2013年1月からCDCのあった仮設の建物に代わるこの新築の建物は、定員も2倍になり、100名の子どもたちを受け入れることができます。
ジョン・ディキソン副学長(施設管理担当)によると、この新しい建物は設計当初から子どもたちを念頭に置いて作られたそうです。円形の建物の中央に中庭があり、子どもたちにとって便利かつ安全な遊び場になります。洗面台やトイレは高さが低くおさえられているほか、万が一、粗相をしてしまった場合に備えて小さなシャワーも備えられています。また、CDCスタッフたちのデスクや作業エリアは、常に子どもたちに目が行き届くような位置に設置されています。自然光を取り入れる丸い天窓が多数ありますが、一段高くなった屋根の下に設置されているため、室内の温度が上がり過ぎることを防いでくれます。
「期待でワクワクしています!」と語るのは、CDCのジュリア・ナブホズ園長です。「子どもたちが過ごすスペースがずっと広くなりました。みんな中庭に通じる大きなガラス扉を気に入ってくれるでしょう。」
CDCのスタッフが新しい建物に移った後に、造園工事も始まる予定です。ディキソン副学長によると、仮設のCDCだった土地はもう一つの遊び場になり、今後2~3カ月で、外のスペースは現在の工事現場から木々に囲まれた芝生と遊び場へと生まれ変わる予定です。
ラッシュ ポンツィー